私立中学合格、それから…②（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #高校受験 #中学数学

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。今日2月14日がどんな日か知っていますか。え？バレンタインデーですって？はあ、そうでしたね（笑）今日は兵庫県の大多数の私立高校が合格発表を行う日なんです。合格発表といっても、生徒が通う中学校の校長先生宛に結果が郵送で届くところがほとんど。ただし、一部の学校は発表も早いようです。例えば、灘高校は2月10日・2月11日の2日間が試験日で発表が2月12日。中学入試と同様、やはり全国から受験生が集まります。今年は福岡県からの受験者・合格者が最も多かったようです。

よく「中学受験は諦めて、高校受験でリベンジして高校から行くからいいわ」とかいうお声をお聞きしますが、さて、どんなものでしょうか。人気のある高校といえば、たとえば神戸市の公立高なら神戸高校や長田高校等との併願等も充分に考えられます。その高校を受験するときの「内申点」ご存知ですか？ほぼ「オール5」だとお考えください。他の中学校のトップレベルとの闘いとなりますよ。併願でも割合簡単に合格をくれる高校もありますが、上位校は流石にそう甘くはありません。お通いの中学校のトップレベルですか？あなたのお子さんは。

「私立高校なんて落ちることが無いらしいから、私立中学も同じでしょ？受験すれば合格をくれるわよね。」併願でも合格をくれるのが私立なんだから、と考えて中学受験をお考えならば「ソクサリ～（＝即刻退場）」して下さい。小学校のクラスでよくできる、なんてくらいでは、合格する中学校はありませんよ。おっと、付け足しておきますが、高校受験でも灘高校・西大和学園高校・白陵高校・東大寺学園高校・洛南高校などはガチの学力勝負で内申点を気にすることはありません。もちろんそれだけの学力があれば、のお話しですが。「有名私立高校・トップ公立高校受験のための３か年コース」を設置している私立中学校もあるくらいですから。

さて、「中学への準備の数学」について前回少しお話をしました。それを続けます。ちなみに当塾でも「入学準備講座」を開講しています。まず私たちがすることは「実際の私立中学校の中間試験・期末試験問題を見せること」から始まります。中一の2学期期末で連立方程式？国語の古典の文法？社会が地理と歴史に分かれていて、何？この問題数…子どもたち、いろいろな感想を持ちます。公立中学校とは違った独自のカリキュラムで、検定教科書は使うような無視のような？扱い。代数？幾何？なにそれ美味しいの？

小学校とは大きく異なり、公立中学とも違い、教科担当の先生の裁量によって授業も進められること、中間試験・期末試験と試験の日程が決まっていることは公立中学も同じですが、試験科目も日程も多いこと、またテストの度に結果が表になって個人個人にくばられ、学年のなかで自分が何位なのかも、通知されること。私たちが言うことは「第一志望で、自分が行きたい学校に行ったならばまず、勉強を頑張ること。まず学年の真ん中くらいの立ち位置に中一最初の中間テストでいること。それには数学はこの4月入学までに、少なくとも中一内容はざっくりと終わらせよう！できることならばもう少し先まで。」

そんなことできるの？できますよ。当塾の塾生は渡されたテキストの解答を見て学習をする、答えを教えてもらって当然の「待ちの姿勢」での学習で合格したのではないからです。自分がどこまでわかっているかいないか、わからないならばどうするのか、当塾の指導方針である「ヒントをもらいながら自分で思考する、考えていく」姿勢、これはテクニックだけの受験勉強ではなく、中学・高校・大学、そして社会人になってからも通用する「生きる姿勢」。これからいよいよそれが生きてきます。中学数学のお話し、もう少し続けます。ではまた。