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全国統一小学生テスト・小2で勝負がついている?(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全国統一小学生テスト #学力格差 #低学年
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。当初は小3~小5のマーク式テストだけで始まった「全国統一小学生テスト」今では年長生から小6までに拡大されています。ただし、年長生~小2は記述式となり、年長生は算国融合問題を30分で、小1と小2は算国2科目を各30分で行います。小学校でのテスト等とは異なり問題用紙と解答用紙が別々になっているので、初めて受験する子の中には戸惑う子もいるようですね。
事前に「対策授業」を行うところもありますが、その主な目的は「問題用紙と解答用紙が別々になっているテスト形式」に慣れることであって、本番のテストそっくりの問題を演習する訳ではないのです。「『対策授業』でやった問題と違うじゃん」と不満を漏らすお子さんが必ずと言っていいほどいますが、本番と同じ問題ではただのカンニング。それでは正々堂々の実力テストとは言えません。事前に形式に慣れておくだけでも結果は大きく違うのですが。
さて、その「対策授業」やテスト本番でのお子さんの姿勢を見ていると、お子さんによって既に大きな学力格差がついていると感じることが多々あります。で、実際に成績が返ってきたとき、その印象はほぼほぼ当たっているのです。それがどんなことかいくつか挙げてみましょう。
1.文章を音読させると
できる子→意味が通る「言葉のかたまり」で読むことができ、聞いていてきちんと文意が伝わる。
ダメな子→ただ字を音に変換しているだけで言葉になっていない。聞いていても何のことかよくわからない。
音読はその子の読解の様子を表しています。音読がままならないのは文が読めていないのと同じことなのです。
2.計算をさせると
できる子→暗算と筆算を適切に使い分けられる。筆算も整然と書かれており、とても見やすい。
ダメな子→まったく筆算をしなかったり、ごく簡単なものまで筆算したりムリ・ムラ・ムダが多い。筆算も乱雑になりがち。
筆算は頭の中をそのまま表しています。頭の中がごちゃごちゃでは正確な計算などできるはずもありません。
3.問題の意図がつかめないときに
できる子→何度も問題を読み返して理解しようと努力する。解答例があればまず理解することができる。
ダメな子→試験監督に尋ねるが大抵は「正解」を聞こうとしている。それがダメだとなるとすぐ諦めてボーっとしているだけ。
「問題の意味がわからない」からといって「正解」を聞こうとするのは、普段の勉強でそうしているからでは?家庭学習の差がここに表れているとも言えるでしょう。低学年からそんな学習姿勢では、伸びるはずのものも伸びなくなってしまいますよ。
「知識や技能を習得するだけでなく、それをもとに自分で考え、表現し、判断し、実際の社会で役立てること」これは、今般の教育改革で示された教育目標の一つです。今の小学生、特に低学年が中高大と進学するときには、こういう学力が当然のように求められるようになっているはず。上記の例を見ても、家庭学習の差が原因で、低学年の時点で既に大きな学力格差がついており、将来それがさらに拡大し、もう決して覆ることのないものになっていくのであろうことが容易に想像できます。だからと言って、問題集をどんどん与えればいいってもんじゃありません。じゃあ、どうすればいいのかって?それは次回以降に厳しく?お話ししましょう。では、また。
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事前に「対策授業」を行うところもありますが、その主な目的は「問題用紙と解答用紙が別々になっているテスト形式」に慣れることであって、本番のテストそっくりの問題を演習する訳ではないのです。「『対策授業』でやった問題と違うじゃん」と不満を漏らすお子さんが必ずと言っていいほどいますが、本番と同じ問題ではただのカンニング。それでは正々堂々の実力テストとは言えません。事前に形式に慣れておくだけでも結果は大きく違うのですが。
さて、その「対策授業」やテスト本番でのお子さんの姿勢を見ていると、お子さんによって既に大きな学力格差がついていると感じることが多々あります。で、実際に成績が返ってきたとき、その印象はほぼほぼ当たっているのです。それがどんなことかいくつか挙げてみましょう。
1.文章を音読させると
できる子→意味が通る「言葉のかたまり」で読むことができ、聞いていてきちんと文意が伝わる。
ダメな子→ただ字を音に変換しているだけで言葉になっていない。聞いていても何のことかよくわからない。
音読はその子の読解の様子を表しています。音読がままならないのは文が読めていないのと同じことなのです。
2.計算をさせると
できる子→暗算と筆算を適切に使い分けられる。筆算も整然と書かれており、とても見やすい。
ダメな子→まったく筆算をしなかったり、ごく簡単なものまで筆算したりムリ・ムラ・ムダが多い。筆算も乱雑になりがち。
筆算は頭の中をそのまま表しています。頭の中がごちゃごちゃでは正確な計算などできるはずもありません。
3.問題の意図がつかめないときに
できる子→何度も問題を読み返して理解しようと努力する。解答例があればまず理解することができる。
ダメな子→試験監督に尋ねるが大抵は「正解」を聞こうとしている。それがダメだとなるとすぐ諦めてボーっとしているだけ。
「問題の意味がわからない」からといって「正解」を聞こうとするのは、普段の勉強でそうしているからでは?家庭学習の差がここに表れているとも言えるでしょう。低学年からそんな学習姿勢では、伸びるはずのものも伸びなくなってしまいますよ。
「知識や技能を習得するだけでなく、それをもとに自分で考え、表現し、判断し、実際の社会で役立てること」これは、今般の教育改革で示された教育目標の一つです。今の小学生、特に低学年が中高大と進学するときには、こういう学力が当然のように求められるようになっているはず。上記の例を見ても、家庭学習の差が原因で、低学年の時点で既に大きな学力格差がついており、将来それがさらに拡大し、もう決して覆ることのないものになっていくのであろうことが容易に想像できます。だからと言って、問題集をどんどん与えればいいってもんじゃありません。じゃあ、どうすればいいのかって?それは次回以降に厳しく?お話ししましょう。では、また。
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