甲陽学院中2021年度入試説明会（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #甲陽学院 #入試説明会

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回に引き続き、甲陽学院中の2021年度入試説明会のことを書いていきます。校長先生のお話が終わり、次は教務主任の先生から募集要項についての説明です。箇条書きでご紹介します。

・2021年度も200名を少し超える程度の合格者を出す予定。

・厳封された調査書が必要。開封されたものは無効。

・調査書内容だけで不合格になることはないが、欠席が多い場合等は在籍小に問い合わせることはある。

・考査番号は願書受付順ではなく、全員分をランダムにシャッフルして割り振る。

・1科目の試験時間は55分で、科目間休憩は30分。

・1日目は最終科目終了13：00、解散予定13：15頃。2日目はそれぞれ11：25、11：40頃。

・直定規は持ち込み可。三角定規、コンパス、分度器は不可。

・教室に時計、鉛筆削り有。腕時計の持ち込みは可。

・考査に必要な持ち物は学校配付の「持ち込み袋」に入れる。

・飲食物持ち込み不可。喉が渇いたら各階にある冷水器を利用すること。

・合格発表は考査番号のみ。不合格者にのみ考査点数を通知する。

募集要項の説明の後は、各教科の先生から入学考査出題の説明です。まずは国語から。

・形式、内容は例年通りで変更なし。

・大問2題「論説・小論」「小説・物語」で55分。時間は十分あるはず。じっくり正確に読むこと。

・「論説・小論」は、論理的に筆者の主張を読み取る力を見る。傍線部の直前・直後を読むだけでは正確な読解は無理。

・「小説・物語」は、登場人物の心情を本文の表現を手掛かりに読み取る力を見る。自分の考えや感想ではない。

・問われていることをよく確かめて、それにきちんと答えているかを意識すること。

・誤字、脱字、文法や表現上の誤りは減点。よほどでなければ、複数箇所あってもまとめて減点1。

・文章表現は必ずしも「模範解答通り」を求めるものではない。小学生が書いていることは考慮する。

・奇をてらわず学習を進めてほしい。

続いて算数。

・問題用紙1枚に3題を2枚、これが2日分で計12題の出題。

・問題用紙は2枚をバラバラにして採点するので、1枚目の問題の式を2枚目に書いても採点の対象にならない。

・問題用紙の裏も、筆算等に使うのは構わないが、採点対象にはならない。

・式や考え方も部分点の対象。一部を除き、答えだけで終わらないように。

・1日目、2日目で特に難度の差はない。

・「作業の正確さ」「論理的思考力」「図形の把握力」「初見の問題への対応力」を見る。

・計算力は数学にも必要なので、算数が苦手だとやはり数学もキツイ。

最後に理科…と思ったのですが、長くなりそうなので次回に。では、また。