全国統一小学生テスト・「自己採点」の取説(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #全国統一小学生テスト #自己採点

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2020/11/05 全国統一小学生テスト・「自己採点」の取説(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #全国統一小学生テスト #自己採点

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。「全国統一小学生テスト」終了しましたね。受験された皆さん、お疲れ様でした。アメリカの大統領選ではありませんが、結果はさてどんなものかやきもきされていることでしょう。さて、それこそ「出口調査」ではありませんが、テストが終わってくるなり「どうだった?」の嵐…やれ満点だの、やれ決勝大会にあと何点足りないだの、などという前に親御さんたち、聞いてみましたか?お子さん自身の「自己採点」を。

 

「自己採点」といっても期待値大の自己採点ではありませんよ。何だったら2回確かめてみてくださいな。せっかく受けた「全国統一小学生テスト」お通いの塾の週テストや公開模試ではありませんから、受験生に忖度なんてありません。ホンマの他流試合。そこでこそ見てみましょう。見えてきますよ、お子さんの自己分析力

 

まずテスト後に解答を見ながら、〇✖をテストに残してきていることでしょうから、点数を出してみましょう。「おっ、算数120点だ。」「国語は一問間違い。惜しいわ。」もし解答を残していないとしても、なんとか思い出してもらって実施しておいてください。なるべく早い方がいいのは言うまでもありません。自己採点のファーストステップ。点数は必ず記録しておきましょう。

 

成績表が返ってきたらリアル点数と比較してみてください。ここでの「比較」というのは、点が良かった、悪かったなどという陳腐なレベルのことではありませんよ。「もしかしてウチの子…」希望的観測に「ワオ!」となってたかもしれない親御さんたちの様子が、その点数でどうなったかも知ったこっちゃありません。

 

ポイントは一つ。ファースト自己採点との点数を比較、その差について親御さんが考察することです。例えば、算数の自己採点が125点だったのにリアル点数が45点だった…この差は?リアル点数を見てガッカリするだけでは、親御さんたち、もったいないですよ、お子さんの性格をそこから見てください。単なる楽観主義者なのか、現実を見たくない=なかったことにしたい主義なのか、はたまた自分のことに対して無頓着な主義なのか、自信過剰主義なのか、怒られたくない主義(?)なのか。

 

あまりに自己採点と差がある時は注意。このような自己採点は「点数だけ」に捉われている子にはムズカシイことだからです。「点数だけ」そう、親御さんたちも。また、テスト後の「どうだった?」と声をかけたときのお子さんの反応も覚えておいてください。「できた、できた!」周りへプレッシャーをかけるつもりなのか、自分に言い聞かせているのか。また「できなかった…」と涙ぐむお子さんも。

 

「できたの、すごいわね、これから○○に行って好きなもの食べていいわよ。」「どうしてできなかったの!」親御さんの反応も様々ですが、ここでもポイントを一つ。「お子さんは悔しがっていましたか?」「あと一つできなかった」「間違えていたみたいとわかったけど」その気持ちこそが「全国統一小学生テスト」の本当の成果ではないでしょうか。「次へ」この次というのは「次回の全国統一小学生テスト」かもしれませんが、どんな次でもいいのです。

 

今回のこのテストは全国の同学年の子が同時に受けているもの、つまりは数年後に大学受験を共にする子たちの一部が受けていると言っても過言ではないでしょう。「次こそは」その気持ちこそがステージを上げる原動力。逆に言えば、それがなければ相対的位置は下がり続けるばかりなのです。そのことを意識して「自己採点」をすることをおススメします。それが自己採点セカンドステップ、次へのジャンプへのステップです。さあ、次はどこへジャンプしますか?では、また。

 

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