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全国統一小学生テスト・年長生の取説(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #全国統一小学生テスト #年長生
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回の終わりに「『全国統一小学生テスト』正答率の低い問題についてどうお考えですか」という問いかけをしましたが、アナタのお答えはどうだったでしょうか。そのお答えをお聞きする前に、「全国統一小学生テスト」について各学年毎にお話をしておきたいと思います。
まずは年長生について。年長生のテストは黙々と問題を読んで解答用紙に答えを書き込んで…という形式ではありません。問題を試験官が読み上げ指示に従って解答するというもの。問題と問題との間は数十秒間の巡視もありますので、「すぐに」ではありませんし、問題文も先生が読み上げはするものの、プリントにも記載されていますから「聞き逃したら…」等という心配はまずありません。
出題内容については数の認知・季節感を問う・図形の認識など小学校入学前に確認しておきたい力を問うています。途中で「え?なんて言ったの?」「これでいいの?」「待って」なんてことは許されません。「待ってと言ったのに、待ってくれなかった、だからできなかった。」という言い訳も通用しません。テストの公平性を担保する意味でも「わがまま」でテストを止めることは認められません。
中には「できる、できる、かんたん!」とばかりに指示を無視して先に問題を解こうとするお子さんも。でも「指示に従って」問題を進めてもらいます。すべてのお子さんがスラスラとひらがなが読めて問題文を理解できて解ける、という前提ではないこともご承知おきください。「できるんだから、どんどん先をやればいいんじゃないの?なんで問題なんかを声に出して読み上げるのよ。」ちょっと待ってください。問題一の1番のやり方が、それ以降のすべての問題に通用するとは限らないのです。
幼児さんに市販教材を自己流でさせてみた親御さん、こんな経験も少なくないのでは?お子さんが「同じように書いていけばいいんでしょ」という思い込みで問題を解き続けた挙げ句、すべて×だったなんてこと。「だから言ったでしょ!よく問題を読みなさいって。」うーん、どこかでいつも耳にするセリフ。受験生になっても同じことを言われ続ける子のなんと多いことか…
「全国統一小学生テスト」を主催している四谷大塚は、昔から「リトルくらぶ」等低学年向けコースの運営や教材作成をしてきたことから、年長生のテスト作成についても長けています。対して、阪神間の進学塾にとっては苦手な分野。それは「中学受験コースを下に伸ばす」形で低学年を設定していったから。阪神間の「全国統一小学生テスト」年長生会場がとても少ないのも、その辺に原因があると思います。「全国統一小学生テスト」年長生受験をさせる親御さんに一言。テストに何を求めるのかを見誤らないようにご注意ください。1年生以降は次回に。では、また。
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まずは年長生について。年長生のテストは黙々と問題を読んで解答用紙に答えを書き込んで…という形式ではありません。問題を試験官が読み上げ指示に従って解答するというもの。問題と問題との間は数十秒間の巡視もありますので、「すぐに」ではありませんし、問題文も先生が読み上げはするものの、プリントにも記載されていますから「聞き逃したら…」等という心配はまずありません。
出題内容については数の認知・季節感を問う・図形の認識など小学校入学前に確認しておきたい力を問うています。途中で「え?なんて言ったの?」「これでいいの?」「待って」なんてことは許されません。「待ってと言ったのに、待ってくれなかった、だからできなかった。」という言い訳も通用しません。テストの公平性を担保する意味でも「わがまま」でテストを止めることは認められません。
中には「できる、できる、かんたん!」とばかりに指示を無視して先に問題を解こうとするお子さんも。でも「指示に従って」問題を進めてもらいます。すべてのお子さんがスラスラとひらがなが読めて問題文を理解できて解ける、という前提ではないこともご承知おきください。「できるんだから、どんどん先をやればいいんじゃないの?なんで問題なんかを声に出して読み上げるのよ。」ちょっと待ってください。問題一の1番のやり方が、それ以降のすべての問題に通用するとは限らないのです。
幼児さんに市販教材を自己流でさせてみた親御さん、こんな経験も少なくないのでは?お子さんが「同じように書いていけばいいんでしょ」という思い込みで問題を解き続けた挙げ句、すべて×だったなんてこと。「だから言ったでしょ!よく問題を読みなさいって。」うーん、どこかでいつも耳にするセリフ。受験生になっても同じことを言われ続ける子のなんと多いことか…
「全国統一小学生テスト」を主催している四谷大塚は、昔から「リトルくらぶ」等低学年向けコースの運営や教材作成をしてきたことから、年長生のテスト作成についても長けています。対して、阪神間の進学塾にとっては苦手な分野。それは「中学受験コースを下に伸ばす」形で低学年を設定していったから。阪神間の「全国統一小学生テスト」年長生会場がとても少ないのも、その辺に原因があると思います。「全国統一小学生テスト」年長生受験をさせる親御さんに一言。テストに何を求めるのかを見誤らないようにご注意ください。1年生以降は次回に。では、また。
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