私立中学探訪～須磨学園中・夙川中編～（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #須磨学園中 #夙川中

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。9月になって各私立中学の学校説明会も始まりました。「兵庫私学フェスティバル」も今年はコロナの影響で規模を縮小して開催。例年なら各校のエキシビションや部活動の展示などで盛り上がりを見せるところですが、今年はパンフレット配布のみという形で行われました。致し方ないとはいえ受験生にとってはさぞ残念なことでしょう。その代わりという訳でもありませんが、これから数回にわたり、今年実施された私立中学の塾対象説明会の様子を灘中学受験Academia風にご紹介いたします。

今回は「須磨学園中・夙川中」です。夙川中は神戸電鉄・湊川駅が最寄り駅。以前は神戸学院大附属高校があったところです。私(当塾教室長）は神戸市北区の地を歩くようになってから、これでも少々のアップダウンには慣れてきたつもりです。湊川駅前から学校送迎バスに乗って「フンフふーん♫」てな感じでいたのですが…バスを降りたところが「ここはどっかのお寺の階段ですか？」的な急勾配。さっき乗ってきた神戸電鉄のパーミル（鉄ちゃんならわかりますよね？「1000ｍ進んで何ｍの勾配があるか」）も凄かったけど、しかもこんな細い道が通学路？そうこうしてるうちにつきました、夙川中学校。この段階で、一緒に参加した当塾代表に「ある異変」が起きていたことを、私はつゆしらず…

さて、ここ夙川中のスローガンは「learning for tomorrow」明日へつながる学びの実践。この新型コロナ感染拡大の中でも、須磨学園は「学びを止めない・学校を止めない」といち早くフルタイムでweb配信の授業をしてきたことは、以前このブログでご紹介いたしました。その様子も説明会ではたっぷり見ることができました。さすがです。あと、夙川中高では2020年より制服が変わりました。須磨学園の基調はブルーですが、夙川中高の基調はグリーン。なるほど、会下山の緑を意識してのカラーですね。以前はピンクのリボンがかわいらしかったですが、これは夙川「学院」中高のものを引き継いだものだったのです．校内見学もさせていただきましたが、以前の校舎を活かした上で「非常に行き届いたリノベーション」をされていました。学校法人が変更になってから様々なご苦労があったことでしょう。でも「やってやろう」という先生たちの気概の前にはそんなことは関係ないようです。

さて、2021年度入試日程ですが、昨年より一回減るそうです。要チエックですよ！今年2020年の入試では何と800名もの受験生を集めた夙川中学。関東に「渋谷教育学園渋谷」「渋谷教育学園幕張」という難関兄弟校があり、関東の受験生は「渋渋（シブシブ）」「渋幕（シブマク）」という愛称で呼んでいます。「渋幕」は千葉にあって東京よりも日程が早いため、何と開成・麻布・武蔵を始めとする男女御三家の「前哨戦」となる学校です。須磨学園中と夙川中も同じ学校法人ですので「スマスマ」「スマシュク」と呼び分けているのですが、「関西の難関兄弟校」となる日も近いのではないでしょうか。

さて、説明会終了。校門から今度は登ってきた坂道をもちろん下っていきますよね？え？代表、どうされましたか？「あの足がちょっと…」それからしばらくの間、代表の足の痛みが消えなかったことをココに書き留めておきましょう。！確かに、西先生も「須磨学園は山から離れられない運命のようでして」なんておっしゃってましたけど、ちょっと運動不足が過ぎるんじゃないですか？（「だって阪神間の学校って、結構な坂道のところが多いんだもの！」by代表）皆さんも学校見学の際は、くれぐれも足下にご注意くださいませ。では、また。