♫中学受験を知らない親御たちさ～②（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #残念な親 #私立

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。7月はついに1個も発生しなかった台風。久しぶりに発生したなぁと思ったら、すぐに沖縄を巻き込んで、今度はフェーン現象で西日本の日本海側を38℃の猛暑にして…「これ、入試で出るぞ～」最近の異常気象はもはや「恒例行事」と化していますよね。時事問題としてもよく取り上げられるので、受験生は要チェックですよ。「猛暑の原因が『太平洋高気圧』と『チベット高気圧』が重なっているせいだ」とか「梅雨前線に南からの湿った空気が流れ込み『線状降水帯』ができて豪雨となる」とか、ニュースや新聞記事にもよく出てきています。見ておいて損はないと思いますよ。

さて、中学受験を知らない親御の話の続きです。前回、そんな親御の特徴として「中学受験をよく知らないクセに要求だけはメッチャ高い」ことを挙げました。ママ友だか親戚だか知らないが、受験話を聞きかじって「どこの誰それが○○中に受かったらしい。世間ではなかなか評判な学校らしいけど、あの子が行けるんだったら大したことないわね。あの子よりウチの子の方が賢いから、ウチの子だったら楽勝だわ。」とでもなるらしい。

「ま、でも一応中学受験の塾には行っておいた方がいいらしいのよね。受験した人がみんな『小学校の勉強じゃ無理』って言うのよね。ホントかしら？塾に踊らされているだけじゃないの？本当に頭が良いのなら、あんな高い月謝払わなくても済むんじゃないの？」都会の中学受験を知っている方なら、これがどれだけ無知で愚かな考えなのか、よくおわかりのことと思います。でも、実際にいるんですよ、こういう考えの人。「せっかくタダ同然の公立があるのに、なんでわざわざ安くないお金を払ってまで私立に行くの？地元の学校でいじめられでもしたの？それとも、お金持ちの道楽？理解できないわ。」理解してないのはアンタだっちゅうの。よく聞いてりゃ、要は「お金」が基準なんですね。残念な親の典型です。

地方のことはいざ知らず、都会の私立それも中高一貫校に行くということは「親方日の丸の公立では絶対無理な教育環境をお子さんに与える」ということ。そりゃお金もかかりますわな。それに価値を見出せないと言うなら黙って公立に行っていればいい。「公立から国公立大に行くことが『親孝行』だ」と絵空事をほざいていればいい。親にとって都合のいいことを言っているだけ。恥ずかしいと思わないの？思わないんだろうね。

で、そんな親御が塾に来ていきなり「○○中に行かせたいのだけれど、ウチの子小学校でも成績がいいから受かりますよね？」そらきた。「申し訳ありませんが小学校の成績では何とも…お子さんの学力を見させていただいてからでないと、具体的に何もお話しできません。」（え？なんで「受かりますよ」と言ってくれないの？塾なんだから受からせるのが仕事じゃないの！）と親御の顔に書いてあります。さて、この後どういう顛末になるのやら。その話は次回に。では、また。