それでも「タイムリミット」はやってくる(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #習い事 #タイムリミット

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2020/07/30 それでも「タイムリミット」はやってくる(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #習い事 #タイムリミット

神戸市北区・西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。「中学受験と習い事」の話を続けます。習い事には「期限」などありません。やめたくなったらやめればいいし、やりたくなったらまたやればいい。「イヤ、違う。そんな半端な気持ちでやってない!」というお子さんもいるかもしれません。試合に勝ちたい、目標の大会で優勝したい…でも、チャンスは何回でもありますよね。「そうじゃない。今が大事なの。小学生の大会で勝ちたいの!」なるほど、習い事にも「タイムリミット」があるという訳ですか。「タイムリミット」があるから、それまでに悔いなく頑張らないといけないということですね。

 

ならば、中学受験はどうですか?当たり前ですが、「中学受験」にはそれこそ明確な「タイムリミット」があります。阪神間では小6の1月ですが、その「タイムリミット」までに、どこまで学力をつけ合格可能性を高められるか、問われます。やるべきことをやるべき期限にまで身につけておかないと。いくら過去問を「つまみ食い」して、解答を見ながら「解けるから大丈夫」と言い聞かせたとしても、合格できると思い込もうとしても、入試会場で目の前の「今年の入試問題」が解けなければ、合格最低点に届いていなければ「不合格」です。

 

習い事での「負け」は取り返すチャンスがいくらでもあるでしょうが、中学受験の「不合格」はそうはいきません。入試はどこまでも「点数」です。ボーダー付近の数点(小問1問分)の中に多くの受験生が集中します。「1点の差で泣く」なんてこともざら。習い事なら「その時だけ」でもいいのでしょうが、入試結果は「一生」を左右しかねません。中学受験の「合格」がお習い事の「賞」のように簡単に取れると思っているのなら、「違いますよ。そんな甘いこと言っていたら手痛い目に遭いますよ。」と言わざるを得ません。

 

 

前出の「少年野球」のご家庭の場合ですが、さすがに「第一志望」は届かないか…とお母さんは頭では理解していても「せっかくここまでやったのに諦めきれない」でも、その子は本当は母親の「第一志望」ではなくてもよかったのです。「野球は中学に行っても続けたい。でも、地元の公立中学だけは嫌だ。」だったのです。私(当塾教室長)との授業の中で「なんで○○中学に行きたいの?キミの意志?」と問いかけると、しばらく沈黙した後に自分の「思い」を語ったのです。私は「そんなに野球が好きなら、野球ができる環境が整っている学校にするか!中学でも高校でも野球をして甲子園に行くか!」と優しく語りかけました。

 

目標がはっきりしたことで、俄然スポーツマンらしい集中力を発揮。お母さんも「この子がそこまで言うのなら」と黙って見ていてくれました。そして入学試験当日。校門前で「先生、合格してきます。」結果はもちろん合格。合格したコースの中でも決して下位ではありませんでした。合格後にその子が「こんなことならもっと早く野球をやめていればよかった。やめてから勉強が楽しくなったし、何より体が楽になった。」そして、お母さんも「もっと早く野球をやめさせていれば、もしかしたら第一志望にも…」はい、お二人ともその通り!「中学受験と習い事」のお話はここまで。では、また。

 

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