全国統一小学生テスト「伸びる子」「伸ばす親」はここが違う（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #全国統一小学生テスト #伸びる子

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前に「『全国統一小学生テスト』のような学力テストや受験用の模試等を受けるとき、その効用は3つに分けられます。」と書きました。繰り返しになりますが、

1．テストに備えて出題範囲から弱点を見直す等の学習をすることで学力向上につながる。

2．テストを受けること自体、集中力や時間配分等の経験値向上に大きく寄与する。

3．テスト後の間違い直しや関連する単元の復習をすることにより、さらに学力アップが図れる。

つまり、テスト前、テスト本番、テスト後の3段階において、それぞれやるべきこととそれをやることで得られるものが存在すると。もうすぐ成績表も返却されるこのタイミングで、「全国統一小学生テスト」の仕上げともいうべきテスト後の見直しについて今回は書こうと思います。

さて、テストが終わって随分日数も経ちましたが「テスト後の間違い直しや関連する単元の復習」もう済んでいますか？主催の四谷大塚も公式HPに「解説授業」なる動画をアップしていましたが、お子さんはきちんとご覧になりましたか？点数や偏差値、志望校判定にはいつも大騒ぎする割に、こういうことには一向に気が向かないというのは一体どういうことなのでしょう。本当にお子さんのことを考えているというのなら、まずはきちんと解説動画を見させたり見直しさせたりするべきでしょう。

「オレ、○○式で中学のことやってるからこんなの満点だぜ。」「わたしは○学園に通っているからこんなの簡単だわ。」テスト前にこう言うお子さんに限って口ほどにもない成績に終わっている、と前に書きましたが、それに対して「この子しっかりしているなぁ」と感じさせるお子さんも少ないながら存在します。そんな子のご家庭はやはりしっかりしており、親御さんも成績表返却時にこちらの話もよく聞いてくださるし、的を「射た」（「得た」じゃないですよ！的を「得て」もしかたないでしょ？）質問もされる。解説動画もきっちり見ていて、やれるだけの見直しも抜かりなくやってくださっている。

これは受験勉強している、していないとは別次元の話です。周りを見下した態度で「〇〇式や○学園に通っている」ことを自慢しているくせに成績の悪いお子さんと、自分の力を伸ばすための見直しという努力を怠らない良い成績のお子さん。アナタはどちらの子育てをされているのでしょうか。では、また。