全国統一小学生テストの国語がそんなにムズカシイの?(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #全国統一小学生テスト #読解力

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2020/06/17 全国統一小学生テストの国語がそんなにムズカシイの?(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #全国統一小学生テスト #読解力

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。当塾は全国統一小学生テストの公認会場で、2回目から25回連続でテストを実施しています。テスト終了→答案採点本部送付→採点・成績処理→成績表会場送付→成績返却となるのですが、「国語の文章が長過ぎて、やったことがないのでできませんでした。」とのお話が成績返却の際にいつも聞かれます。そしてその後の常套句「どんな勉強をやったら、読解力がつくのでしょうか」小学生テストまでおよそ10日。アドバイスらしきものを今回は書いてみましょう。

 

学年を問わず、まずこのお悩みが非常に多いです。「読むのに時間がかかり過ぎて、テスト時間内に終わらない。」全国統一小学生テストに限ったことではでもありませんが、その前に「すぐに諦めていませんか?」以前、当塾に他塾から移っていらした子どもさんですが、国語の宿題でどのページを見ても記述がほぼ空白。「なぜ、こんなに記述を空かしているの?」という国語担当の私(当塾教室長)の問いかけに対して、その子が言った言葉に愕然としたことがあります。「わからなかったら飛ばしてもいいと、前の塾の先生に言われていたから。」

 

もっと聞くと、その塾では「算数さえできればいい」とばかりに算数の時間が際立って多かったようです。確かにその子は「読むことに時間がかかる」ようで、もっというと「活字慣れ」していなかったのです。「面倒くさい」とも言っていました。「長い文章を見るとヤル気をなくす」とも。「でも」とお母さん、「ズッ○○三人組」シリーズは読破していて、この前も新刊を買ったばかりなんです、読書が嫌いなわけでもないと思うんです、と。当塾の本棚に並べてある『文藝春秋』を指さして「入試にはこんなムズカシイ本を読む必要があるのでしょうか?子どもには無理でしょう」まあ、読書力と読解力は違いますから、と言った私の顔を見るなり「どうしたら早く問題文を読むことができるのでしょうか、読解力をつけることができますか」

 

他塾に通っていて「国語ができる」と思っていたのに、学年が上がった途端にできなくなった、ムズカシイ物理や力学の本はタッタと読むのにーと言って、それらの本をドンッと持ってこられた方もいました。活字に興味がなければ国語の長文問題なんて確かに「苦痛」でしょう。いろいろなケースの「国語長文嫌い」を見てきましたが、それはさておいて、読解嫌いのお子さん向けにあれもこれもとたくさんの教材や教具が出ています。パッと見て「面白そう」と子どもに思ってもらうことが売れることの大前提です。その記述問題大嫌いのお子さん、ナント○○こドリルなるものをやってみたのだそうですが、「話のネタにしたくて」やったと言っていました。「シールが欲しくて」とも…お子さんもお子さんですが、それを与える親御も親御でしょう。知的レベルが低過ぎるとは思わないのでしょうか。

 

読解には「お約束」があります。接続詞を囲む、問いかけに線を引く…でもその前に、読むことそのものを諦めていたのでは、面倒臭がっていたのでは話にならないでしょう。「大人の文章にまず触れることからですね」といつも申し上げています。物語を読むことができているのなら、つぎに主張がある文章を。要約が書けるようになればいいでしょう。その力はどうやったらつくのでしょうか?「やってみなはれ」この一言。何をかって?当塾の機密(?)ですが、なかなか大変な子もいるようです。「めんどくさがり」では国語力の伸びも期待できないですよ、とだけ申しておきましょう。では、また。

 

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