新しい入試様式?(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #新しい生活様式 #出題範囲

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2020/05/30 新しい入試様式?(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #新しい生活様式 #出題範囲

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。「さあ、6月から学校再開だ」と思ったら、またかというかやっぱりというか、全国各地で新たな感染者が出てきて「早くも第二波か?」という不安が。「第二波、第三波に備えて新しい生活様式を」と言われていますが、ゆっくり構えている余裕はないかもしれません。それは来年度入試にも言えることのようです。

 

文科相が「休校長期化に配慮し、来年の大学入試で日程や出題範囲見直しを検討する」ことを明らかにしました。「全国高等学校長協会に対し、日程を全体的に遅らせることや出題範囲の限定、追試験の活用などに関するアンケート調査を依頼し、その調査結果を踏まえ、高校や大学関係者と協議した上で、具体的な日程などを定めた『大学入学者選抜実施要項』を6月中に公表すると明言。文科相は『個人的には少し余裕を持たせてあげたい。チャンスを増やすことを含め、現場の皆さんの声を聞きながら早急にまとめていきたい』と述べた。」とのニュースが報じられました。

 

大学入試のみならず高校入試、中学入試でも事情は同じ。兵庫県の公立高校入試は内申が半分を占めるため、休校期間中の評価はどうするのか、推薦入試の基準はどう扱うのかというような声が既に上がってきています。今春入試でも「コロナで学力検査が行えない場合は内申で合否を決める」とした「超保守的」な兵庫県。今後の発表を待つしかなさそうですが、少なくとも課題の提出はサボらない方が得策ではないでしょうか。

 

本題の中学入試に移ります。阪神間の入試は1月半ばであるため、厳密に言えば小学校での未履修範囲がある状態での受験となります。しかし、現実的には塾でとっくに学習しているので特に問題になることはありません。難関校受験生であれば小学校の勉強なんて何の関係もありませんし、中堅以下の学校では反対に受験生のレベルを考慮して難度の高い問題は避ける傾向にあり、受験用テキストの5年生程度の学習でも合格できるところも少なくありません。2科目入試であれば理社も回避できますし。つまり、ほとんど何の問題もなかった訳です。

 

ところが、今回はそうはいきません。国が大学入試に触れたことで、当然のように中学入試でも同じ議論が起こることに。そういう動きにいち早く対応しようとしている学校もあるようです。近畿の隣にあり、阪神間の統一入試に先駆けて年内入試を行っている中学校は、出題範囲の公表を検討しているそうです。「ここまで勉強していれば大丈夫」という安心感を受験生や保護者に与えることで、受験生を確保しようということだそう。

 

おそらくこの流れは中堅以下の学校でも表れると思います。ただでさえ不安が大きい受験生とその保護者にいち早く安心感を与えることが、受験生集めで一歩先んじることにつながるのではないでしょうか。思い切った変更で「新しい生活様式」ならぬ「新しい入試様式」を提示する学校もあるかもしれません。オープンスクールをオンラインで実施する学校も増えています。学校からの情報にはしっかりアンテナを張っておくとよいでしょう。では、また。

 

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