「勉強ができる」どの口で言う?(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #音読 #計算

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2020/05/09 「勉強ができる」どの口で言う?(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #音読 #計算

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回は「勉強が少なくとも人並みにできるかどうか」チェックリストについて、そのそれぞれの意図をご説明しました。今回は「本当に勉強ができるかどうか」「中学受験に耐えうる学力があるかどうか」チェックリストについて書いていきます。

 

・文章を音読させると切れ目がメチャクチャで、何を読んでいるのかわからない。

国語でおとなしく文章は読んでいるのだけれど、いざ問題を解かせてみるとトンチンカンなことばかり答えている。そんな場合は一度目の前で音読させてみてください。これは過去の当ブログでも何度か繰り返していますが、内容理解という点では音読も黙読も同じ。多少たどたどしくても「主語、述語、修飾語」の区別がわかる、つまり単語や文節が意識できているのならあとは語彙の問題だけなのでまだ平気。辞書を引く訓練をしておきましょう。五十音を駆使して1単語1分以内で見つけられるくらいが最低限。一方、切れ目がメチャクチャで単語になっていない、文末にきたらとにかく切ってしまう、というのはかなり問題アリ。単語もつかめないのに、そりゃ問題に答えられる訳ないわな。冗談ではなく「てにをは」からやり直す必要もあるかもしれません。小2くらいまでなら、親が手本を示して読み聞かせてあげて(親が読み下手では話になりませんよ!)どんな内容だったか聞いてみるのもいいかもしれません。10歳くらいであれば、いくら時間がかかろうとも自分でわかるようになるまで音読させるしかないでしょう。厳しい言い方をしますが、本来は既に「日本語の型」がそれくらいはできていなければおかしいのですから。

 

・計算のミスが多い。筆算でも乱雑な書き方のせいでいくつも間違っている。

計算力は基礎学力そのものと言っても過言ではありません。裏返せば「計算のミスは絶対にしてはいけない」ということ。原因が何かも一切関係ナシ!ただし、原因を突き止めねば修正もできないので目を背けてはいけません。計算の約束事を覚えていない、筆算で真っ直ぐ位取りができない等であれば正確に早くできるようになるまで特訓あるのみ。ある意味で理屈は不要!お手本通りの「計算の型」が身に着くまで練習するだけのこと。数字が雑で自分でも読み間違えているというのは最低レベル。誰が見ても判別できる数字(0と6や4と9等)が書けるまで百回でも千回でも書かせなさい!次に挙げる「漢字」にも共通することですが、鉛筆の種類や持ち方、筆圧が不適切であることも考えられます。大きくなったら自然に修正できるってものでもないですよ。それくらい目くじら立てなくっても…では、雑な数字を書いたせいで入試で×食らって落ちても泣かないでくださいね。

 

ここまででも思い当たるフシがいくつかあるのではないでしょうか。長くなりそうなので「漢字」以降は次回にします。では、また。

 

 

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