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授業に対する残念な親の「本音」④(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #大手塾 #授業料
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。日を追うごとに、映像授業に切り替え後も従来通りの授業料を徴収し続ける大手塾への風当たりは強くなっていますね。入塾時の契約でも、天災等による一時的な休校についての条文はあっても、これほど長期にわたる事柄については想定していないことが多いようです。「入塾契約書では『対面授業を提供』と書いてあるじゃないか」という声もあり、それが事実なら確かに、親御の同意なく一方的に「映像授業」に変更することは大いに問題があるでしょう。
「3月分に関しては緊急措置としてまだ許そう。しかし、4月分に関しては検討の余地があったはず。対面授業ができないことは想定できたはずなのに、見て見ぬふりで『映像授業しかしませんが、授業料は通常通りいただきます』はないだろう。」「授業は休みなのに、模試は実施するってどういうこと?模試を受けなかったらクラスが下がりますって…それで感染でもしたらどう責任を取ってくれるの?」大手塾の姿勢に対するこういった親御の批判の声、至極真っ当だと思います。
なぜ、これほどまでに大手塾と親御の間にズレが生じるのか。大手塾を選ぶ親御が求めているものが「その塾のシステム」であるということは既に言及しましたね。それは大手塾も認識しています。だから「合格実績」の数を誇張して「塾のシステムの信頼性」をとにかく高く見せようとしているのです。実際、ほとんどの親御もそれで塾選びしていますしね。平時はそれで何の問題もなかった。
ところがこのコロナ騒動で、図らずも塾側と親御側の授業に対する認識のズレが露呈してしまった。塾側としては映像授業でも充分に「塾のシステム」が維持できる、「志望校合格のノウハウ」の一部としての授業が提供できると考えた。ところが、親御は映像授業を見る限りそれが充分ではないと感じた、もしくは映像授業への変更そのものを「システムの無断改変」と見なした。これでは志望校合格ができないのではないかと。
ただ、この両者の溝が「授業料を下げる」で埋まるとは到底思いませんね。仮に「授業料が下がった。でも結局志望校落ちました。」となったら、親御がどんな反応を示すのか目に見えます。授業料が下がったからといって塾のシステムがより適正化されるわけではないし、対面でも映像でも授業内容を吸収できるかどうかは偏にお子さんの学習態度にかかっているのです。
大手塾の姿勢に問題があるのも事実ですが、それを目の当たりにしても「ここまで来て退塾するわけにはいかない」と「親が選んだ塾のシステム」に固執するから更におかしなことになるのです。ここで塾を変えたらすべて崩れ去るほどの脆いものですか?本当に脆いのは「大手塾のシステムに無批判に乗っかって合格さえできればよい」という残念な親御の「本音」の方です。
授業料値下げ交渉に気炎を上げるのは勝手ですが、「映像授業」を見ている我が子の学習態度も見てやってはどうでしょう。前も言いましたが、それこそ塾の「対面授業」での姿勢と変わりないですよ。1回見ただけで「ハイ、終わり。ゲーム、ゲーム!」1つのことを本当に理解するのに、何回も読み直して、何回も考え直して、何回も解き直して…本当の学力を身に着ける術を知らないから平気でこんなことができる。受験そのものを考え直した方がいいお子さんもかなりいると思うのですが。では、また。
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「3月分に関しては緊急措置としてまだ許そう。しかし、4月分に関しては検討の余地があったはず。対面授業ができないことは想定できたはずなのに、見て見ぬふりで『映像授業しかしませんが、授業料は通常通りいただきます』はないだろう。」「授業は休みなのに、模試は実施するってどういうこと?模試を受けなかったらクラスが下がりますって…それで感染でもしたらどう責任を取ってくれるの?」大手塾の姿勢に対するこういった親御の批判の声、至極真っ当だと思います。
なぜ、これほどまでに大手塾と親御の間にズレが生じるのか。大手塾を選ぶ親御が求めているものが「その塾のシステム」であるということは既に言及しましたね。それは大手塾も認識しています。だから「合格実績」の数を誇張して「塾のシステムの信頼性」をとにかく高く見せようとしているのです。実際、ほとんどの親御もそれで塾選びしていますしね。平時はそれで何の問題もなかった。
ところがこのコロナ騒動で、図らずも塾側と親御側の授業に対する認識のズレが露呈してしまった。塾側としては映像授業でも充分に「塾のシステム」が維持できる、「志望校合格のノウハウ」の一部としての授業が提供できると考えた。ところが、親御は映像授業を見る限りそれが充分ではないと感じた、もしくは映像授業への変更そのものを「システムの無断改変」と見なした。これでは志望校合格ができないのではないかと。
ただ、この両者の溝が「授業料を下げる」で埋まるとは到底思いませんね。仮に「授業料が下がった。でも結局志望校落ちました。」となったら、親御がどんな反応を示すのか目に見えます。授業料が下がったからといって塾のシステムがより適正化されるわけではないし、対面でも映像でも授業内容を吸収できるかどうかは偏にお子さんの学習態度にかかっているのです。
大手塾の姿勢に問題があるのも事実ですが、それを目の当たりにしても「ここまで来て退塾するわけにはいかない」と「親が選んだ塾のシステム」に固執するから更におかしなことになるのです。ここで塾を変えたらすべて崩れ去るほどの脆いものですか?本当に脆いのは「大手塾のシステムに無批判に乗っかって合格さえできればよい」という残念な親御の「本音」の方です。
授業料値下げ交渉に気炎を上げるのは勝手ですが、「映像授業」を見ている我が子の学習態度も見てやってはどうでしょう。前も言いましたが、それこそ塾の「対面授業」での姿勢と変わりないですよ。1回見ただけで「ハイ、終わり。ゲーム、ゲーム!」1つのことを本当に理解するのに、何回も読み直して、何回も考え直して、何回も解き直して…本当の学力を身に着ける術を知らないから平気でこんなことができる。受験そのものを考え直した方がいいお子さんもかなりいると思うのですが。では、また。
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