鶏口となるも牛後となるなかれ(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #合格実績 #大手塾

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2020/02/06 鶏口となるも牛後となるなかれ(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #合格実績 #大手塾

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。2020年度の中学入試、首都圏の主要な大手塾も合格速報を次々と出し始めました。遅いぞ?ハイ。だっていろんなところ?から「数」を集めなきゃいけないから、その集計に時間がかかるのでしょう。まずは各校舎の合格者数を計算して、はたまたネット授業受講者からも聞き出して、そして提携塾や資本を投入している塾等の数もすべて集めて「合格おめでとう」なのですから。

 

え?自分の子どもが今通っている校舎での合格者数を知りたい?2021年、2022年受験を迎えるお子さんをお持ちの方は気が気ではありませんかもね。「塾全体で何人かって言われてもねぇ。見たこともない他校舎での合格者数よりこの校舎の数字を教えてよ。ココでしょ、ココ!」だって、この校舎の先生が教えた塾生たちが何人合格したのか、来年我が子がその先生に教わることができるのか。それによって、我が子の合格も左右されるでしょ?そうですよね、大手進学塾で他にもたくさんの「支店」を持っているところは、力のある講師を或る「支店」に集めてその「支店」に成績優秀な塾生を選抜して集めて、というパターンがよくありますからね。だって、そっちの方が指導しやすいし、宣伝もパフォーマンスも効率的で派手にできるから。では、そのような塾に2021年、2022年の受験生を通わせている親御さんにお聞きします。「もし、担当のエース級講師が辞めたら、或いは他校舎へ移ったらアナタはどうしますか?」

 

まあ、でも既にお通いだったら、何だかんだで校舎単体の合格者数はわかるものですよね。他校舎に通っているママ友の情報等から塾全体の「真の合格者数」=校舎通塾生だけでの合格者数も何となく把握できるものです。そんな情報がネット上で飛び交うのもいつものこと。問題は、これから塾を選ぼうとしている方。ネット上にある情報が信用に値するかどうかわかりませんよね?その情報の信憑性を確かめようして更に情報を得たとしても、その情報がまた「似非」だったりしたら…もうキリがありません。

 

で、頭が大混乱した挙げ句「とにかく数字が大きければいい」と開き直ることになるのではないでしょうか。大手塾がどんな手を使ってでも数字を大きく見せようとするのは、親御のそういう「弱み」を見透かしているから。塾の合格実績については、一応「協定」なるものはありますが絶対遵守事項ではなく法的拘束力もありません。最近は個人情報の保護を盾に、かつてあった「合格者の氏名や出身小学校をチラシで公表」することもなくなり、校舎内で掲示する程度となっています。そして、他塾からのスパイを防ぐために「写真やメモは禁止」スパイの目的は「本当に合格者が発表の通りか、自塾の生徒がカウントされていないか」を確かめるため。他塾生を1日だけ「特訓」と称して受講させただけで「自塾生の合格」とする例も。それを指摘されると謝るどころか「ウチで『特訓』したから受かったようなもの。あの塾の授業だけでは受からなかったはず。」と開き直る始末。お主も相当のワルよのぅ。

 

こんな例もあります。首都圏で提携していたA塾とB塾があり、新たにA塾が関西のC塾とも提携して、お互いの合格実績を合算することになりました。すると、このC塾の実績は自動的にB塾の合格実績にも合算されることになるのです。1人の合格が3つの塾でそれぞれカウントされるのです。「各塾の合格者数を合計したら学校発表の合格者数を遥かに上回る」というのは当然と言えば当然のことなのです。

 

では、ここで二択問題です。「『〇〇中合格者数日本一』の塾に通ったけれど〇〇中には届かず」と「『〇〇中に1人合格』の塾で〇〇中に合格」あなたはどちらを選びますか?先人はこう教えてくれていますよね。「鶏口となるも牛後となるなかれ」では、また。

 

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