プレイバック平成～時事問題対策の前に～（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #時事問題 #平成史

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。本日は令和元年最後の日曜日。阪神間の私立中統一入試日まで「あと20日」来月の今頃は、もうほとんどすべての結果が出ていますね。この直前に中学受験生をお持ちの親御さんの気持ち、お察しいたします？とりあえず、小学生最後の冬休み、いつものように淡々と、しかし温かく見守ってあげてください。この平常心を親御さんが見せられるかどうか。アナタたちも試されています。

さて、昨日「調査書」に関連して神大附属中等（KU）の適性検査について書かせていただきました。神大附属では「自然環境」と「市民社会」平たく言えば理科と社会の選択科目がありますが、どちらも、その第一問目は「共通問題」理社融合問題です。当塾では理社共通問題対策として、この冬休みに神大附属受検（しつこいようですが「験」の間違いではありません）生のみならず、全員に「時事問題対策講座」のコマを設けています。名付けて「プレイバック平成！理社横断講座」です。今回から数回に分けてその講座をチョット紹介いたします。神大附属受験の皆様も、よろしかったら御参観くださいませ。なんせ「平成19年・20年」生まれが今年の中学受験生だそうで…うーわ、昭和の高度成長期真っ只中生まれの私（当塾教室長）などは思わず「指折り数えて」しまいましたよ。昭和もスコシ？遠くなりにけり…

冒頭に「平成のあゆみ」と称した年表と、平成の歴代総理大臣・ノーベル賞受賞者等をまとめたプリントを配り「平成の歴史」の勉強スタートです！「この子たちは、一体どのくらい『平成の歴史』を知っているのだろうか？」と社会科も担当している私は、まずそこを知っておこうと考えました。小学校で縄文時代・奈良時代・平安時代…と日本の歴史を学習しているハズでしょ？今の私たちやアナタたちがココに存在しているのは、昔から今への繋がりの中で「生」があり、その中の一つ一つに時代の人々のそれなりの葛藤、あがき、喜び等があったからで、それを学ぶことに歴史を学習する意味もあるのだ、と考えています。

私の授業では、このような観点から写真集を見せることが良くあります。事件を年号や教材の中で「知った」としても、それは紙の上のでの「知識」にしかすぎませんよね。単にそれを覚えて…となると確かに「社会なんて、歴史なんて面白くない」「入試科目としては外してしまおう」となるかも。有名な写真家のロバート・キャパの写真を見せながら第二次世界大戦等の授業をした時の事。戦場の兵士や歴史の教科書ではつーんとした表情で写っている写真の「偉人」が、手を振り上げて演説をしていたりの写真を見せながら解説をすると「戦争って、ホントにこんなに人間を苦しめるんだね。」と塾生のある子が言いました。またある子は「自分の国のためと言いながら、なんでこんな戦争なんか起こしたんだろう。」と。

このように「今を生きている」ことを実感する手段の一つとして、社会科という科目を見てもらえるのであれば、その答えはすぐ出なくてもいいのではないかと考えています。平成史の学習も同じように考えて、まずは「平成時代の事件・事故・出来事」のミニテストを実施しました。スマホやポケ〇〇、など情報の多い平成時代を生きているこの子たちの、イマの知識を確認してから話を進めようとしたのです。ところが…この続きは次回に。では、また。

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