間違いだらけの「入試対策」⑥(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学入試 #羽休め #過去問演習

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2019/11/30 間違いだらけの「入試対策」⑥(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学入試 #羽休め #過去問演習

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。阪神間の中学入試統一日まであと「49日」。仏教でいうところの「生まれ変わり」を表す数字ですが、「生まれ変わって」受験勉強に打ち込んでもらいたい、という思いの親御さんたちも多いでしょう。昨日のブログではありませんが「また、ゲームばっかりして塾の宿題をしない!」「友達とのお誕生日会に呼ばれたらしい。塾に行くまでの時間、宿題もできやしないのに…」なるほど、色々な口実を?つけている受験生。小6の子どもでも「青春」ナンデス。

 

「何でもっと夢中になって取り組まないのかしら」と嘆く前に、親御さん、アナタの受験期は如何でしたか?メモリーカムバック!ご自分の受験期が大正や明治という時代の親御さんはサスガにいないでしょうネ。昭和の50~60年代から平成10年代にかけて、いろいろな世代の「受験」をお迎えだったアナタ、こっそりゲームセンターやマク〇ナ〇ド、友達の家やパチンコ屋…と、こっそり「プチ羽休め」していませんでしたか?以前のブログで、中学受験寸前に「国語の読解の成績が上がらない」と相談に来た女の子のことを覚えておいででしょうか。その子に私があることを勧めたことは、ブログをお読みの方は知っていらっしゃると思います。私(当塾教室長)はどんな高尚な問題集よりも、その時彼女が最も必要としていたものについてアドバイスをしたつもりだったのです。

 

さて、時空を超えた現代、アナタのお子さんに「プチ羽休め」の場所はありますか?それはどこでしょう。アナタが今までお子さんの「すべて」を見張り、スケジュールを組み立てて、将来の夢をまるで夜空のイチバン星のように指し示し、「それには中学受験で〇中学!ここしかない!」と、この受験に向かわせようとしていたとしても、今回のその「場所」については、親であるアナタでももはや「管理」はできないと思いますよ。

 

さて、「灘中へのセカンドオピニオン」を当塾に相談に来られた親御さんの話です。算国とも「塾の見本」のようにキチっと、マス目も行も几帳面に埋められたノートを前に「〇〇中は滑り止めの学校です。なぜ、そんな学校の過去問をしなくてはならないんですか?時間がもったいないでしょ。灘中の志望校対策を聞いているんです。」と。志望校ではない中学校の過去問なんて…アナタもそうお思いですか?

 

でも、各中学校のセンセイ達が入試のために一所懸命に作問した入試問題は「学校の顔」でもあります。ある意味その道のプロですから、これがなかなかよくできているのです。理科ならば地学・物理・力学・生物など分野別に大問ごとに見事に良問が凝縮されていますし、算数ならば計算・一行問題・図形・比を使った文章題・速さ・場合の数…受験生のレベルも考慮した上で、きっちり差がつくポイントを押さえてこられます。出題形式の異なる学校の過去問演習をすることで、意外な弱点が見つかることも少なくありませんし、出題形式による得手不得手、いわゆる「相性」の良し悪しを知ることは悪いことではありません。

 

そういうことをご説明差し上げたのですが、どうもご納得いただいていない様子。要するに「余計なことは一切要らないから、『こうすれば灘中に合格します』というような特効薬を寄越せ。」ということなのですね。であればこう申し上げざるを得ません。「そんなものはあり得ません。」と。そして、お子さんの成績不振の原因は正にアナタなのだと。その辺のやりとりは次回に。では、また。

 

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