間違いだらけの「入試対策」⑤(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学入試 #あと50日 #覚悟

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2019/11/29 間違いだらけの「入試対策」⑤(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学入試 #あと50日 #覚悟

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。全国的に寒い朝となった今日、阪神間統一入試日まであと「50日」。「全国統一小学生テスト」のように全国的な?盛り上がりこそないものの、なんせ灘中学校の入試日までもあと50日。そう考えてみると、私立中学校の受験そのものの「特異日」でもあるのが、この阪神間統一入試日とも言えるのではないでしょうか。関東・関西はじめ全国に「支店」がある塾が「入試実績を稼ぐため」という数の論理で、灘中合格を狙って関東・九州・東海地方から「刺客」としてどんどん受験させています。まあ、それでもこの頃は「明確な入学意思のある合格」を目指して受験されるご家庭も増えてきたようですが、その事はまたの機会に。

 

さて「あと50日」という声を聞いても「まだ受験生らしからぬ」態度を取る小6受験生も、残念ながら少なくありませんよね。傍から見ると「まだテレビを平気で見てる」「いつの間にかゲームをやって、そして寝てしまって。」「隠れて友人とゲームセンターへいって、小学校に通報されて、私が呼び出しをくらって。この受験前の大切な時期に、調査書に書かれないでしょうか?」心配ですよね。でも、受験生にしてみれば「単なる息抜き」のつもりなのでしょう。

 

少し前は「子どもをトリコにする」遊びなんて限られた可愛いモノでした。友達が遊びに誘ってくる、ランドセルにこっそり入れていた「少年〇〇ジン」がバレて怒られる等々。でも、子どもをも消費社会の一員にしっかり組み込もうとする仕組みや仕掛けのある現代では、親御さんたちの時代とはもはや「次元」が違うと申しておきましょう。「楽だから」とテレビやゲームやスマホに「子守りを頼んで」いたのは誰でしょうか。

 

そりゃ子どもも「楽」でしょう、なつくでしょう、ウルサイことなど言わず快楽的なことに応えてくれて、しかも賞賛の声までかけてくれるそれらAIに。「きみってすごい!」「君がトップだね!」等と。簡単には離れようとはしないでしょう、しんどい時にこそ「なついて」「甘えたくなり」「自分を認めてくれる」自分の存在意義を見いだせる場所なのですから。でも「現実はやってくるよ」と、私(当塾教室長)は当塾で言っています。

 

「『あの時、先生の言うことを聞いて宿題の精度を上げていればよかった。宿題を適当にやるのではなかった。安易に親に答を聞くのではなかった。』などと、自分の受験番号のない合格掲示板を見て後悔しないように。すぐ隣で嬉し涙を流している子を尻目に、すごすごと合格発表の場から帰ってくる覚悟があるんだったら、今何をしてもいいよ。私達の言うことよりも、親の言うことよりも自分のしたいことを優先しなよ。すべてを『受かるハズだ』『デキるはずだ』という根拠のない自信と共にね。リセットボタンはないんだよ、受験会場には。」

 

ところで、当塾に「灘中合格か否か」とすごんでセカンドオピニオンを求めてやってきた親御さんのお話ですが、私はその子の塾でのノートの中に算数、国語ともに「ある違和感」を発見。国語では、記述で明らかに「解答」をまず書き写してから、子どもさんがそれらを「清書」(いや「臨書」かな?)した様子がありました。算数では、小学算数ではお目にかからないはずの「或る文字」が、どう見てもその一部は「大人の」字で、そして隣はにそれを写したような「子どもの」字と計算式が。その親御さんは「宿題でわからないというのが可哀想だし、この方が解りやすいだろうと思って」手を差し伸べたとドヤ顔で仰っていたのです。志望校に合格させるためには、これくらいの事はしてあげて当然でしょう。」これくらいの事?志望校合格?この時点で、私達の「診断」が確定しました。その話は次回に。では、また。

 

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