全国統一小学生テスト・学力差は低学年から(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全国統一小学生テスト #低学年 #学力差

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2019/11/07 全国統一小学生テスト・学力差は低学年から(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全国統一小学生テスト #低学年 #学力差

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。「全国統一小学生テスト」今回は小1、小2について。算国とも各30分の記述式テストです。「対策授業」やテスト本番での様子を見ていると、既に大きな学力差がついていることが感じ取れます。実際に成績が返ってきたとき、その印象はほぼ当たっているのです。

文章を音読させると、できる子「意味が通る『言葉のかたまり』で読むことができ、聞いていてきちんと文意が伝わる。」ダメな子「ただ字を音に変換しているだけで言葉になっていない。聞いていても何のことかよくわからない。」音読はその子の読解の様子を表しています。音読がままならないのは文が読めていないのと同じことなのです。計算をさせると、できる子「暗算と筆算を適切に使い分けられる。筆算も整然と書かれており、とても見やすい。」ダメな子「まったく筆算をしなかったり、ごく簡単なものまで筆算したりムリ・ムラ・ムダが多い。筆算も乱雑になりがち。」筆算は頭の中をそのまま表しています。頭の中がごちゃごちゃでは正確な計算などできるはずもありません。

「知識や技能を習得するだけでなく、それをもとに自分で考え、表現し、判断し、実際の社会で役立てること」これは、今般の教育改革で示された教育目標の一つです。今の小学生、特に低学年が中高大と進学するときには、こういう学力が当然のように求められるようになっているはず。ここでは「知識や技能を習得する『だけでなく』」に注目。字面を追えば当たり前ですが、これまでもあった「知識や技能の習得」はこれからも求められるのです。

「これからは『暗記』なんて不要。『記述力』とか『表現力』を磨けばいいのよ。」実はこれ、教育改革が排除しようとしている古い考え方と何ら変わりがないのです。そんな親御がやろうとするのが、『記述力』や『表現力』の対策を謳った問題集をやらせること。要するに、手っ取り早く点を取らせるために試験に出る「パターン学習」をさせようとしているのです。それでも1冊の問題集を徹底的にやりこんで、一つ一つ丁寧に理解するのならまだいいのです。しかし、大抵はどれだけ○がついたかだけに関心があり、できないことを罵倒しつつ間違ったところはお子さんに解答を見せてハイ終わり。違いますか?

テスト会場でも「僕は〇〇式でだいぶ先までやってるから、こんなテストなんて楽勝で満点取るぜ。」なんて威勢のいい低学年の子もいますが、ほぼ間違いなく「口程にもない結果」に終わっていますね。ふだんやっている教材の「パターン」ではない問題だったというだけでいとも簡単に崩れるのです。「こんなの習っていない」とか「問題の意味がわからない」とか言うのは典型的な症状。これを鵜呑みにした親御がテスト内容を批判しているのもよく見かけますが、「やったことがない問題」に立ち向かう姿勢が求められているというのに、親御までもがそんな体たらくではお子さんの学力向上はまず見込めません。

小1、小2の「全国統一小学生テスト」問題を見てみると、単なる「知識・技能」の確認問題ではなく、学年相当の「知識・技能」を前提とした上で、問題を短時間で正確に把握する力や、どう答えればいいか表現する力が問われています「これからのお子さんがどういう勉強をしていけばいいのか」とても示唆に富んでいるのですが、それがわかる親御さんだけが我が子の学力を本当に伸ばすことができるのです。アナタはどうですか?では、また。

 

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