全国統一小学生テスト・対策授業に見る「格差」③(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全国統一小学生テスト #対策授業 #格差

有限会社灘教育研究所

078-940-4170

〒651-1132 神戸市北区南五葉1丁目2-31 SHKビル2F

営業時間/14:00~21:00 定休日/日曜・祝日

全国統一小学生テスト・対策授業に見る「格差」③(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全国統一小学生テスト #対策授業 #格差

スタッフブログ

2019/10/30 全国統一小学生テスト・対策授業に見る「格差」③(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全国統一小学生テスト #対策授業 #格差

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。全国統一小学生テスト「対策授業」今回は、小1・小2です。以前も書いたのですが算国とも「記述」です。マークシートではありません。これはこれで毎回実は大騒ぎなのです。嫌でも、他の子との「格差」が目に見えてしまうからでしょう。「格差」って何?いわゆる点数?偏差値?全国で何番?どのくらいの位置に我が子が、いえ親としての「私」がいるのか?

 

小学校に入学して「あいうえお」や「あわせていくつかな」なんてやってる場合ではないかも、と思い知らされる方もいらっしゃるでしょうし、「こんなの一部のデキル子のためのテストでしょ。小学校の内容と違い過ぎるし、関係ない、関係ない!」と開き直る方も。でも、ハッキリ言わせていただきます。「アナタの時代の物差しで、今と将来の教育を言い切らないでください」と。この10年で日本とその周りを取り巻く世界の様相は激変しているのです。そのことについては、また別の機会でお話ししましょう。

 

まずは「対策授業」一年生。算数は計算・文章題・図形。小学校で学習してはいるものの「問われ方が違う」「文章が長い」それだけで「できない」と音を上げるお子さんも。当塾ではもちろんお声掛けをしました。でも既に拒否反応の子も。次の国語では、算数以上に「文が長い」それだけでアウト。読まない、読もうとしない。今までやったことのない問題には手が出ない様子。今までやったことがないからいいのでは?チャレンジすればいいだけなのでは?

 

でも、既に小1の時点で「100点→褒められる→楽しい→だから勉強する」という変な公式が、自己流の家庭学習で親御さんに刷り込まれていては、「難しい問題にトライ」より「難しい問題は回避」となるのでしょうね。なぜなら、できないのは「自分の力が足りない」のではなく「問題が悪い」から。なるほど「勉強をタノシク教えてほしい」等という甘ったれの論理がここから勝手に「湧いて」くるのですね。

 

2年生ではさらに読み取る力が算国とも問われています。読む量に圧倒されてあわわ…となっている間に時間は過ぎていってしまいますから「読み切る力」がまず必要でしょう。「やったことがない」「読んだことがない」こんな甘ったれには「それがどうした」という気持ちをまず持たせること。そしてこのテストがいかに「難しい」ものであっても、それができたお友達が全国には山ほどいること、社会に出たときにそのお友達と「仕事」をしていくことになるかもしれないこと…当塾での指導では、そんな現実をお話ししました。テストの結果でモノを買ってあげる、または機嫌を取ってマクドナルドへ連れて行って…などと言ってる場合ではないのですよ。

 

そこまで甘ったれた「育て方」をしておいて、中学受験も何もあったもんじゃないのです。前にも言いましたが、上には上がいるのです。それが中学受験というまだまだ小さな世界でも。塾から泣いて帰ってきたお子さんを見て「なんてかわいそう」では失格。むしろ「泣く暇があったらやるべきことをやれ」と、厳しくとも自力で生きていくための指針を示してあげるべき。低学年だからこそ、それくらいの厳しさが必要だと思いますよ。なんせグローバル世界の競争にもろに晒される世代なんですから。「日本は先進国だから大丈夫」だって?そんな甘い考え方していたら、あっと言う間に諸外国の餌食。そんな育て方をした親御の責任だって小さくないですよ。分野によっては、既に世界との「格差」が広がっているところもあるのです。大甘な親御ももう少し勉強したらどうですか?では、また。

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

灘中学受験アカデミア

【電話番号】
078-940-4170

【住所】
〒651-1132
神戸市北区南五葉1丁目2-31 SHKビル2F

【営業時間】
14:00~21:00

【定休日】
日曜・祝日

■■□―――――――――――――――――――□■■

TOP