「灘中国語の解剖学」教室へようこそ④(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #灘中国語 #漢字

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2019/10/10 「灘中国語の解剖学」教室へようこそ④(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #灘中国語 #漢字

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。「日本語は『表意文字』である」と述べました。「あいうえお」の成り立ちは漢字である、ということはご存知ですよね。「ええ。一応習ったかな。」ひらがなは、仮名のなかった当時に日本固有の言葉を用いて作られた歌を、中国語という外国語の文字である漢字を借りて表記したのです。

 

「万葉がなっていうものだったかしら」そうです!中国から伝わった音、それを日本では字の意味によって、日本語に当てはめた訓を、仮名のように音を表す文字のように用いたものなんです。社会科の歴史で奈良時代、今の紙の代わりに使われていた「木簡」にも漢字だけで表記されていますね。面白い例を一つ上げてみましょうか。表記「二二」この読みは?「にに、でしょ。」ブー!違います。「し」です。その理由は?二掛ける二は四、つまり掛け算の2×2=4。「面白ーい」このように日本語は漢字を使って言葉を作ってきたとも言えます。

 

私(当塾教室長)は小学校一年から「あいうえお」なんて習っている場合ではないだろ、と本気で思っています。生後6カ月の子に英語学習教材はいかがですか、と営業マンが訪ねてくる時代。耳から覚えるのが言語の基本ですから、早ければ早いほうがいいですよ、と。「そうでしょ?日本語なんていつも使っているのだから自然と身に着くでしょ。」そうでしょうか?しっかりとした言葉をお使いですか?きちんとした会話が出来ているでしょうか?

 

コトバは生きているものです。時代によって使われ方や方法も変わってきます。例えば「ゲットする」「ハグして」など。今では普通に会話の中に出てきますが、「ゲット」「ハグ」という日本語があるのでしょうか?もともとは英語ですよね。少しムズカシイ話になりますが…それに、「サ変動詞」の「する」を結び付けて「ーする」という動詞にして使っているらしいですね。「ムカつく」「マジ?」などは主語を省略しての、新しい言葉たちの台頭かもしれませんね。

 

おっと、少々話が逸れ過ぎました。まるで今年の台風のようですか。私が言いたいのは「英語より先に論理そして漢字」だということです。パズルなどではなく、まずお家の方がしっかりとした日本語を使う「ひと」であってください。一・二などは形のないものを記号として示したもの、目という漢字は目の形を絵のように線描きしたもの、このように生活の場で言葉を「見せて」行きましょう

 

学年ごとの〇習〇導〇領等に縛られることなく、漢字をどんどん「楽しく」発見していくのです。学〇指〇要〇を超えて学習させてみましょう。早い段階で小学二年生までの漢字の学習を済ませてしまえば、あとは「会意文字」「形声文字」にあてはめて理解することができます。意味と音を組み合わせた感じの形声文字は漢字の約82%。漢字は一つのファミリーなので理解も実は簡単なのです。「でも、あんなに学校で苦労して…」だからこそ、「つまらない」より「面白い」へ思考を変えてみましょう!と申し上げているのです。今回もついつい力が入ってしまいました。では、また。

 

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