「灘中国語の解剖学」教室へようこそ①(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #灘中国語 #語句問題

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2019/10/03 「灘中国語の解剖学」教室へようこそ①(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #灘中国語 #語句問題

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。10月の声を聞いて、各私立中も来春の入試に向けて「学校説明会」が始まっています。灘中も明日「第一回入試説明会」が実施されます。今年は教頭先生が新しく変わられたようなので、誰がどのようなお話をされるのでしょうか。お話になる内容が同じだとしても、話者の個性はどうしても出てきてしまうもの。私たちも楽しみです。

 

さて、前回当塾での「灘中なんちゃって模試?」のことについて話をしましたが、その結果から見えてきたことを、国語一日目の問題を通して述べてみます。もっと言うと「灘中国語一日目の攻略と対策」です。あ、先に断っておきますが「何の参考書がイイのかしら、どこで売っているのか教えてくれるのでしょ?」参考書の宣伝をして、広告料をせしめるなどというインフルエンサーではありませんので悪しからず。

 

「灘中国語の解剖学教室」とでも言っておきますか。以前「灘中国語の詩の本質とは何か」というブログを書かせていただいて早一年。詩のみならず「灘中国語」の本質にちょこっと迫ってみたいと思います。それには一日目の「語句問題」が外せないのです。「語句?覚えればいいんでしょ。パズルよね、ただの。」そうお考えの受験生の親御さんがいかに多いことか。それこそ大手進学塾の思うツボ。「対策がしやすい」とばかりにこの手の講座をオプションとして設けて、正に「儲けの道具にする」わけです。

 

医学の世界で言えば「骨の一つ一つを拾い集めただけでは、骨格全体を見ることはできない」。骨格全体ならぬ国語全体を「意味のある生きたモノ」と捉えた場合、ことばはそれを形作る一つ一つの「パーツ」例えば「細胞」なのです。細胞の一つを取り上げて「これは…」と論じても、あまり意味はありません。死んでいるのですから。その細胞が身体のどの部分でどんな働き「意味」を持っているのかは、「生きた身体」の中での働きを知るしかない。同じように「ことば」それは時代によっても変化するものです。細胞をたくさん並べてコレクションしても意味のないように「ことば」も「文章」の中での使われ方、すなわち「はたらき方」を理解しなければダメなのです。

 

灘中一日目の国語の「語句」は、外来語・四字熟語などが「文中で」いかに使われているかを問うし、それを見極める力そのものを問うのです。無味乾燥で「暗記第一で攻略しやすい語句」の対策ではありません。ですから、入試当日に地面に座ってプリントとにらめっこしながら、言葉のしりとりや「反対語わかるかー!」などと奇声を上げながら集結している軍団など、私(当塾教室長)の目には滑稽にしか映りません。「親御受け」するお涙頂戴イベント「私たちも子どももこんなに頑張ってきたのよね(大号泣)」的な、ある意味では「日本的な、いかにも日本的な」精神論…そんなナンセンスのコトバ達。採点されれば×ですね。灘中国語入試の問うところはそんなコトバではありません。

 

「合格さえ出来ればいいんだから別にいいじゃない。いちいちうるさいわね!手っ取り早く教えてよ。一日目の語句の攻略法!」もはやつける薬もなし。親御が「正しいコトバ」を理解できていないのに、それに育てられた子どもが「国語」ができるはずもなし。「語句なんて覚えれば済むじゃん」親御自らの国語バカをさらけ出しているようなもん。タダの恥さらしですから言わないことです。では、また。

 

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