全国統一小学生テスト・年長さんいらっしゃ～い①（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #全国統一小学生テスト #年長生

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。来る11月3日の日曜日に「四谷大塚主催・全国統一小学生テスト」が開催されます。今回で25回目ですが、当塾は第2回から継続して「公認会場」として会場実施してきました。既に当塾でお申し込みの方、ありがとうございます。さて、今回は「年長」生の受験も初めて受け付けますが、早くも「お問い合わせ？」なるものが寄せられていますので、幼児教育の点と線と面から簡単に、適切に、でも辛口にこのテストのことを述べてみたいと思います。

年長の11月と言えば、当たり前ですが来年は小学一年生。さあ、聞こえてきました。「ウチはもう、〇〇塾で先取り学習をしているのです。ひらがな、カタカナを書くことはもちろん、足し算、引き算もできます！全国1位とは言わずとも、10位以内は取れるかと思うのですが、どんなもんでしょうね？」きたきた。この手の質問は、年長だけでなく各学年でもウケタマワッテオリマスのでもう慣れっこです。本当は全国1位を獲る気満々なんですよね。どうしてそんな誇大妄想(？)が考えられるのかといつも不思議なんですが…

でも、このように考えて受験されるご家庭、多いですね。テスト結果イコール今までの自分たちの「子育てや教育」の結果である、そのお墨付きが欲しいとばかりに。そして、現実の結果が自分たちの思うようにならないと「キレる」のでしょう。大袈裟に言えば、今までの自分たちの「子育てや教育」が否定された気分になるのでしょうか。子どもと親は別の存在なのに。

幼児教育の場合は特に煽られますよね、お母さん。「母親の関わり方でお子さんの将来が決まります！」「幼児教育はすべての始まり、さあ、ご一緒にお子さんの未来を開いていきましょう」「〇〇歳では遅すぎる！」あーあ、大変ですね、お子さんをこの世に連れてきたばっかりで、やれミルクだ離乳食だと心配して、自分で自分のことができるようになったかな、と思ったら今度は将来の心配ですか。生まれてきてくれてありがとう、と喜んだと思ったのは、さあいつのことだったでしょうか。

それはさておき、では「年長さんの全国統一テスト」とはどんなものなのでしょう。「先取り学習をしているから満点だわ、小学校受験の勉強をしているから賢いのよ。ホホホ…」などとお考えの方がいらっしゃいましたら、まず申しておきます。「みんな考えてるよ、同じこと。」そしてもう一言。成績表の返却時に、私たちの目の前でお子さんを罵倒するのだけは止めてください。本当にみっともないですし、それこそアナタの「子育てや教育」が失敗だったという証になってしまいますから。続きは次回に。では、また。