1年後の夏休みは（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #私立中 #夏休み #夏期講習

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。夏休みも半分終わりました。何度も繰り返し言ってますが、受験生の皆さん、ここまでの夏期講習は実りあるものになっているでしょうか。阪神間の中学入試までおよそ5カ月。来年の今頃、志望校の生徒として初めての夏休みを過ごしている姿を想像してみてください。それが現実となるよう、残りの後半ももうひと頑張りしてほしいと思います。

さて、夏休みに入ってからも電車には大勢の私立校生を見かけます。学校が実施する夏期講習や部活に参加するために、休み中も結構忙しく通学しているのです。特に最近は「面倒見がいい」学校が多くなり、夏休みでも前半・後半のそれぞれで夏期講習を実施するところが増えました。その合間には部活の合宿や試合、短期留学等の行事が入り、休みらしい休みがないじゃないか、というようなところもあるようです。

「面倒見がいい」学校はトップ校の次に位置するところが多く、入学者も「小学校では頭がイイ子の部類」だがトップ校のレベルまではもう一歩という生徒が中心となります。そんな生徒をトップ校生と比べても遜色ない大学に進学させることが「面倒見がいい」学校を選んでくれた保護者に対する「答え」であり、学校の知名度を上げることにもつながります。そのため、長期休暇中ものんびりしている訳にもいきません。保護者だって子どもが学校に行っていれば、まあ勉強してくれているだろうと安心するでしょう。内心では「それだけじゃなくて、子どもが家に居ない方が何かと楽だわ。」とも思っているでしょう？

それに比して、いわゆるトップ校はまだ緩やかな夏休みだと言えるでしょう。これは生徒の自主性を重んじる校風、言い換えれば生徒の自立・自律を促そうとする雰囲気が強いからです。入学してくる生徒の能力からすれば「それくらいのことは自分で考えてやるはず」となるのです。その代わり、その期待を裏切って何もしないのであれば「勝手に落ちていってくれ」です。親が手をかけ過ぎた「ママちゃま」っ子にその傾向が強く見られます。「あの学校は何もしてくれない」という声も聞きますが、そういう学校を選んだことを後悔すべきでしょう。本来ならば、そんな子ほど「面倒見がいい」学校で、すべてを管理されながら学校生活を過ごせばいいと思います。

1年後、アナタのお子さんはどんな夏休みを過ごしているのでしょうか。そんなことに思いを寄せるのも悪くないと思いますが如何でしょう。では、また。

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