全国統一小学生テスト・低学年でもう大きな学力差がついている!②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全国統一小学生テスト #低学年 #学力差

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2019/06/10 全国統一小学生テスト・低学年でもう大きな学力差がついている!②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全国統一小学生テスト #低学年 #学力差

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回「低学年時に学力をつけさせたいからと言って、どんどん問題集を与えればいいってもんじゃない。」と書きました。「じゃあどうすればいいの?」という声に厳しく?お答えしましょう。

 

「知識や技能を習得するだけでなく、それをもとに自分で考え、表現し、判断し、実際の社会で役立てること」これは、今般の教育改革で示された教育目標の一つです。今の小学生、特に低学年が中高大と進学するときには、こういう学力が当然のように求められるようになっているはず。

これも前回書いたことですが、「知識や技能を習得するだけでなく」に注目。字面を追えば当たり前ですが、これまでもあった「知識や技能の習得」はこれからも求められるのです。

 

「これからは『暗記』なんて不要。『記述力』とか『表現力』を磨けばいいのよ。」実はこれ、教育改革が排除しようとしている古い考え方と何ら変わりがないのです。そんな親御がやろうとするのが、『記述力』や『表現力』の対策を謳った問題集をやらせること。要するに、手っ取り早く点を取らせるために試験に出る「パターン学習」をさせようとしているのです。それでも1冊の問題集を徹底的にやりこんで、一つ一つ丁寧に理解するのならまだいいのです。しかし、大抵はどれだけ○がついたかだけに関心があり、できないことを罵倒しつつ間違ったところはお子さんに解答を見せてハイ終わり。違いますか?

 

「○○式などの進級式プリント教材をやらせてます。もう既に何学年も先の教材をやらせてます。」なんて書き込みもよく見られますが、同じような状況になってはいませんか?先に進んでいることを自慢したいだけになっていませんか?「全国統一小学生テスト」の会場でも「僕は〇〇式でだいぶ先までやってるから、こんなテストなんて楽勝で満点取るぜ。」なんて威勢のいい低学年の子もいますが、口程にもない結果に終わることがほとんどですね。問題がふだんやっている教材の「パターン」と違うというだけで崩れているのです。「こんなの習っていない」とか「問題の意味がわからない」とか言うのは典型的な症状です。これを鵜呑みにした親御がテスト内容を批判しているのもよく見かけますが、「やったことがない問題」に立ち向かう姿勢が求められているというのに、親御までもがそんな体たらくではお子さんの学力向上はまず見込めません。残念なことです。

 

小1の「全国統一小学生テスト」問題を見てみると、国語でも算数でも単なる「知識・技能」の確認問題ではなく、小1相当の「知識・技能」を前提とした上で、問題を把握する力や、どう答えればいいか表現する力が問われています。「これからのお子さんがどういう勉強をしていけばいいのか」示唆に富んでいることに気づくべきです。それがわかる親御さんだけが我が子の学力を本当に伸ばすことができるのではないでしょうか。では、また。

 

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