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全国統一小学生テスト「10年」の変遷(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #全国統一小学生テスト #心の危機 #中学受験ブログ
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。「全国統一小学生テスト」を当塾で始めて11年、回数にして今度で23回を数えます。「10年」と一言で言いますが、教育を取り巻く環境はホントに変わりました。それとともに「全国統一小学生テスト」の受け止められ方も変化したところとそうでないところ、イヤー、たくさん見えてきました。今回は「全国統一小学生テスト」10年の変遷にふれて、来週に迫ったこのイベントのことを私(当塾教室長)が述べてみましょう。前回当塾代表が書いたことと重複するところもありますが、現状を見るにそれだけ深刻な状態なのだとご理解いただければと思います。
【変化したところ】
・チャレンジ精神がなくなってきている。
・親の意識として、点数や順位へのこだわりが強くなった。
・ブログ等で自分の子の点数や順位をアップし、自慢又は自虐ネタにするのが増えた。
・テスト中に泣き出したり、テストを放棄する子が増えた。
・過去問題をやれば「点数」が上がるとばかり、ネットなどで購入する。
・テスト結果の「順位」が、自分の子育ての結果を表しているものと勘違いをする。
・自分の名前を言えない子や、挨拶ができない子、試験官の指示を聞けない子が増えた。
・自宅の電話番号を覚えていない子が増えた。
・自信がないらしく、「これでいいのか」といちいち試験官の方を振り返る子が増えた。
・結果を悔しがって「次こそリベンジしよう」という意欲のある子は目に見えて減った。
【変化しないところ】
・筆記用具を忘れて来て、塾で借りる。
・鉛筆を削ってくるように指示しても、先が真ん丸のままの鉛筆を持ってくる。
・受験票を忘れてくる。
・このテストを親に言われてイヤイヤ受けている。
・自分の子より「上」の学力を持った子がいることを知らされるとキレる親。
・「このテストは中学受験用。難しくて、できないのは子どもの学力とは関係ない。」と子どもを庇う。
・お子さんの結果を「この子を育てた親としての自分の勲章」としたい親。
・結果を知っても「次のステップ」へ結びつけない。
・点数や偏差値にこだわり、それが親子にとっての「人生のすべて」と勘違いをする。
・結果返却の際のアドバイスは一切無視。むしろ、他人に何か言われることが我慢ならない。
・「まだ習っていなかった」等できなかった理由をたくさん用意して、「仕方ない」と自分を慰める親。
こういう風に挙げていくと、正直言って「心の危機」が迫っているのでは?と思わざるを得ません。私達が言うのも変ですが、たかが学力テストではありませんか。どうしてこうも視野が狭くなってしまうのでしょうか。学力が最もよく伸びるのは「正しい間違い直し」ができたときです。お子さんが間違うのを親がこんなに恐れていては、お子さんの成長を阻害するだけです。お子さんのこれからの為になるような「全国統一小学生テスト」であってほしいものです。では、また。
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【変化したところ】
・チャレンジ精神がなくなってきている。
・親の意識として、点数や順位へのこだわりが強くなった。
・ブログ等で自分の子の点数や順位をアップし、自慢又は自虐ネタにするのが増えた。
・テスト中に泣き出したり、テストを放棄する子が増えた。
・過去問題をやれば「点数」が上がるとばかり、ネットなどで購入する。
・テスト結果の「順位」が、自分の子育ての結果を表しているものと勘違いをする。
・自分の名前を言えない子や、挨拶ができない子、試験官の指示を聞けない子が増えた。
・自宅の電話番号を覚えていない子が増えた。
・自信がないらしく、「これでいいのか」といちいち試験官の方を振り返る子が増えた。
・結果を悔しがって「次こそリベンジしよう」という意欲のある子は目に見えて減った。
【変化しないところ】
・筆記用具を忘れて来て、塾で借りる。
・鉛筆を削ってくるように指示しても、先が真ん丸のままの鉛筆を持ってくる。
・受験票を忘れてくる。
・このテストを親に言われてイヤイヤ受けている。
・自分の子より「上」の学力を持った子がいることを知らされるとキレる親。
・「このテストは中学受験用。難しくて、できないのは子どもの学力とは関係ない。」と子どもを庇う。
・お子さんの結果を「この子を育てた親としての自分の勲章」としたい親。
・結果を知っても「次のステップ」へ結びつけない。
・点数や偏差値にこだわり、それが親子にとっての「人生のすべて」と勘違いをする。
・結果返却の際のアドバイスは一切無視。むしろ、他人に何か言われることが我慢ならない。
・「まだ習っていなかった」等できなかった理由をたくさん用意して、「仕方ない」と自分を慰める親。
こういう風に挙げていくと、正直言って「心の危機」が迫っているのでは?と思わざるを得ません。私達が言うのも変ですが、たかが学力テストではありませんか。どうしてこうも視野が狭くなってしまうのでしょうか。学力が最もよく伸びるのは「正しい間違い直し」ができたときです。お子さんが間違うのを親がこんなに恐れていては、お子さんの成長を阻害するだけです。お子さんのこれからの為になるような「全国統一小学生テスト」であってほしいものです。では、また。
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