白陵中・来年度入試変更(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #白陵 #来年度入試

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2019/05/11 白陵中・来年度入試変更(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #白陵 #来年度入試

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。今回は白陵中の来年度入試について、今年度との変更点をお話していきましょう。

 

後期入試が次のように変更されます。

1.試験日を1日繰り上げて火曜日とします。発表日も1日繰り上げます。

2.試験科目を国語、算数の2科目とし、面接を行います。

3.国語100点・60分、算数100点・60分、面接20点の計220点満点とします。

4.算数は従来と同じレベルだが、国語は「作文」を「小論的な問題」に変えます。

校長先生のお話では「平成5年に後期入試を開始してこれまで27回実施してきましたが、制度疲労を起こしているのか、受験者が減ってきており、後期入試で合格しても来てもらえないケースも増えています。そこで、思い切って後期の入試を変更することにしました。」とありました。

 

理科をなくした理由については「前期とは違うタイプの生徒を獲りたい」大学の入試改革でも入学者の多様性が求められていることもあり、入試パターンも変えてみようということに。後期は白陵対策をせずに受験する子も多く、特に女子にとって理科が負担になっていることもあったようです。今年女子の入学者が増えたことは触れましたが、優秀な女子が来てくれるのならば、もっと女子が増えても構わないということなのでしょう。ボーダー付近の男子にとっては厳しい話ですね。「理系が不利になるのでは」という意見もありましたが「むしろ今まで理系が有利過ぎた」とお考えのようです。

 

国語の「作文」から「小論的な問題」への変更については、「作文」で問う内容については面接で聞くことにし、その代わりに「要約」や「自分の意見をまとめる」問題にするということのようです。例えば「~について筆者はどう考えているか。100字程度で答えなさい。」「~についてあなたはどう考えますか。200字程度で答えなさい。」というような問いを想定しているとのこと。この手の問題は小手先のテクニックでは躱し切れません。国語の穴を理科でカバーすることももはやできません。文章の読解力と明確な表現力を問うとしており、ゴマカシがまったく通用しません。

 

面接についてはまだ検討段階だとしています。おそらく後期の受験者が減るだろうという前提で10分程度の個人面接を考えているとのこと。おおよそ5点前後の差がつくくらいのイメージだそうです。

 

「後期合格者に白陵に来てもらいたい」ハッキリそう説明されていましたが至極尤もだと思います。仮に変更が嫌われて受験者が減ったとしても、「歩留まり」(合格者に対する入学者の割合)が高ければそちらの方がいいのではないでしょうか。大手塾が勧める受験パターンに無批判に乗っかるだけの中学受験はもう止めましょうよ。本当に行きたい学校はどこですか?では、また。

 

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