白陵中の入試変更について(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学入試 #白陵 #入試変更

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2019/05/10 白陵中の入試変更について(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学入試 #白陵 #入試変更

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回、白陵中の今年の女子入学者が増え、それには最近の入試変更が影響していることをお話ししました。今回はその辺について触れてみたいと思います。

 

2018(平成30)年度入試から大きな変更があったのはご存知の方も多いことでしょう。前期入試において、①国語の配点が100点から120点に②一次・二次と分かれていた算数が一本化③試験時間が各科とも60分から70分となりました。また、受験勉強の成果が発揮されるようにと「基本」問題も出題されるようになりました。ただ、さすがに白陵受験者それも合格するような受験生は、ここは落とさなかったようですね。

 

国語の配点を増やしたのはより読解力のある子を求めたからだと推察できます。大学入試改革で求められる学力を中高で育成していくためにも、それは当然の流れだと思います。従来の入試では、理系のウェイトが高く、算数・理科で比較的オーソドックスと思われる問題を取っていけば(それでも一般のお子さんには高いハードルですが)、少々国語の読解力や記述力に難があってもギリギリ手が届いたお子さんもいたようです。

 

そんな子の受験勉強のスタイルはほぼ間違いなく、旧態依然としたパターン学習だったことでしょう。その証拠に、あの白陵中の入試を突破したはずなのに、いざ入学してみると計算力がない、語彙がない、もちろん?読解力もない、だから授業にもついていけない…合格に必要なものだけ勉強していればよい、という姿勢がこのような悲劇を生むのです。入試には何とか通用しても、その後の6年間にはまったく役に立たない勉強など何の意義もありません。

 

入学後に学校での学習が充分にこなせるお子さんを選ぶ、というのが本来の入試の役割であるはず。白陵中の入試変更にはそういった意思があるように思えます。厳しい言い方のようですが、入学してから落ちこぼれるのが見えているようなお子さんは入試で不合格になった方が良いのです。何かの拍子でうっかり?入学しても、その後はずっとイバラの道ですよ。親御は「白陵に入ったのだから次は東大・京大!」なんて夢見るのでしょうが、それがまたお子さんを奈落に突き落とすのです。

 

学校も、入試結果を精査して次年度入試に活かす取り組みをされています。来年度入試にもさらに変更があります。その話は次回に。では、また。

 

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