中学受験生の親になるとは(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #受験生の親 #志望校

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2019/05/04 中学受験生の親になるとは(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #受験生の親 #志望校

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。世の中は10連休の真っ只中ですが、そんなのそっちのけで勉強を頑張っている受験生もいたはず。志望校の文化祭等に出掛けて「やっぱりこの学校に行きたい」と思いも新たにした子も多かったのではないでしょうか。まだまだこれからいくつも壁に当たることでしょうが、その時にさっさと諦めてしまうかそれとも歯を食いしばってでもよじ登ろうとするか、意志の強さが試されるのです。「その学校に行きたいという気持ちが本物なのか」ということが。

 

受験生本人が「その学校に行きたい」と思うようになったきっかけは様々でしょう。やりたい部活がある、制服が気に入った、姉や兄が通っている等々。その内容に優劣をつけるつもりはありませんしその必要もないでしょう。お子さんが直感的に「ここならやれる」と感じたのならそう大きくハズすことはないですから。学校を直に訪ねれば、校風が合うかどうかくらいはおおよそわかります。

 

ただし、どこの学校に行こうともあくまでも学業が本筋。学年の真ん中くらいはキープしたいところ。そうであればその学校のいいところを充分に享受できます。反対に下位1/4辺りをウロチョロでは厳しい。入学後1~2年でほぼ「階層」は固まってしまい、下位生は劣等感にずっと苛まれるとになります。メンタルの弱い今時のお子さんには、その状況を打破しようという気概を求めることなどまったく期待できません。自分を守ろうとするあまり、勉強しないのを学校やクラスメートや親のせいにして引きこもりになるケースも少なくありません。

 

「鶏口となるも牛後となる勿れ」この言葉の意味は決して軽くありません。しかし、最近の中学受験で「残念」をやらかす親御を見ていると、必ずと言っていいほど、端から「鶏」の学校を下に見て「牛」の学校に行かせようという姿勢なのです。「牛」に入ることがお子さんの幸せなんだと信じて疑わない。で、無事「牛」に入ると今度は「牛」の「口」になることをお子さんに求める。それが思い通りにならないとあからさまに白い眼を向ける。そしてお子さんが壊れていくのです。

これは、親御がお子さんを「自分の所有物」と見なしているから起こることです。言い換えれば、自分とは違う「人格」なんだという認識を持っていないということ。お子さんが合格することで親御自身も褒められたい。つまり親の「承認欲求」を満たすためのツールでしかない。これのどこが「お子さんの幸せ」なのでしょう。ハッキリ言って、中学受験の親としては下の下です。

 

令和の新時代、我が子に中学受験をさせようというすべての方に申し上げます。上のような気持ちが少しでもあるのなら、お子さんに中学受験させるのはお止めなさい。間違いなく親子ともども不幸になるだけですから。では、また。

 

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