中学受験早けりゃいいってもんじゃない①(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #受験勉強 #入塾時期

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2019/04/04 中学受験早けりゃいいってもんじゃない①(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #受験勉強 #入塾時期

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。4月に入り進学・進級の時期になりました。中学受験をする新6年生、まさか「受験まであと1年」だなんて勘違いしていないでしょうね。もう「あと9ヶ月」ですよ!新5年生も「あと2年」じゃなく「あと1年9カ月」ですよ!当たり前といえば当たり前ですけど、意識が3カ月もずれているようでは健全な受験生活(?)を送っているとは言い難いですからね。一度お子さんに「受験まであとどれくらい?」と尋ねてみてください。「1年」「2年」と言うようではちょっと困りものですよ。

 

私(当塾代表)の頃(昭和のお話)の中学受験といえば、受験塾に通うのは早くても小4になる直前でした。のんびりしている?いえいえ、受験塾自体が「小3の3月」スタートだったのですよ。その頃の阪神間の中学受験は3月だったので、3月~翌2月が区切りでした。また、今よりは学校というものに権威が残っていて、低学年の間は勉強も学校中心という考えが保護者にもあり、低学年での学習系習い事といえば算盤や書道で充分という感じでした。

 

しかし、保護者の勉強への意識が低かった訳ではなく「九九ができるかどうかは家庭の責任」というような時代でした。地域差や個人差もあったでしょうが、小学校の先生も今よりは「勉強させる」という意識が高かったと思います。今では考えにくいですが、その頃はまだ「塾で先に習ったことを学校で復習する」こともできたのです。なので、受験塾ですら「中学受験の勉強は高学年になってから」ということで、中学受験の準備は最長3年間というのが暗黙の了解みたいになっていましたね。

 

現在はというと、小学校入学前から中学受験を意識した学習を始めているなんていうのも実際に聞きますね。小学校での学習が中学受験にはほとんど役に立たない現状では、小4からのスタートでは不安を感じるのも理解できます。受験塾に入る時点で、勉強する最低限の姿勢ができていない子が大半ですから。小学校での指導力低下が大きく影を落としています。もっと言うと、保育園や幼稚園での「甘やかし過ぎ」が大きな原因だと考えられます。でも、それを引き起こしたのは「我が子を甘やかす」ことを保護者が強要したからではないでしょうか。

 

まあ、いまさら言ってもしゃあないので、せめて我が子だけはそんな流れから守ってやりたいと考えるのもわからないではありません。しかし、受験塾が入塾時期をどんどん前倒しするにつれて、親御が持つ際限のない期待と子どもが強いられる現実とがますます乖離していくとになります。あれだけ早くから塾に入れたのに、どうしてこんな成績しか取れないの?どうして志望校に届かないの?毎春、入試後に各塾が合格実績を発表している陰で、ネット上にこんな声が渦巻くのです。年々増えているような気もするのですが、早くから受験勉強を始めたのに、どうして後から来たライバルにあっさりと負けてしまうのでしょうか。次回はその辺りを考えていきたいと思います。では、また。

 

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