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中学受験夏休み終了・大手進学塾の本音⑥(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #組分けテスト
神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。さて、いかがでしたか?「組分けテスト」などの結果は。ハッキリ申し上げると、大手塾は小6の夏休みまでは「ふるい」の目を甘くしています。だって「企業」ですから。「結果」を出さなければ、来季の自分の「立場」も危うくなりかねませんから。
今、公教育の現場では、高度経済成長時に「大量採用」された公立学校の先生が「大量退職」しています。それ自体は仕方がないのですが、「その後」を担う人材つまり若手の教師が、質・量ともに十分育てきれていないという問題が指摘されています。その結果、混乱も生じているようです。教員の大量退職の陰で、ベテラン教員の指導力を学ぶ暇もないままに現場に放り出される新人教員。教員と親御さん、力関係はどっちが上?それを上手に嗅ぎ分けられた方が「主導権」を握ることになります。正に「言うた者勝ち」「言うてみるもんだわ」…善悪や正誤ではなく、口と態度のデカい方が勝ち。たくさんの問題を抱えている「待ったなし」の教育現場。「子どもが好きだから」とか「教職なら安泰だから」だけでは通用しなくなっているのです。
大手進学塾でも同じような現象が起きているようです。新卒採用からすぐに、大した指導力も身に着けていないまま現場に放り出される新人講師。今は幹部になったベテラン講師が編纂したテキストを、いかに言われた通りに「カッコよく」解説するか。そして、そのテキストをいつまでも「バイブル」のように使い続けるのです。それがこなせれば「合格」するとばかりに。また、幹部連中は幹部連中で、目をつけた若い講師、しかもイケメンを当ててママたちの心をくすぐる。こうして、幹部連中は「客の呼べる手下」を束ねて塾に居座り、高禄を食み続けるのです。この頃は「映像授業」のweb配信でも、さらに「見た目」重視のようですね。画面に流れる肩書は「鳴り物入り」ですが、そんな肩書はいくらでも作れます。所詮、その大手塾にいるときだけ使える肩書ですから。そこのところがわかっていない「勘違い自称カリスマ塾講師」も多いのも事実です。
このように、大手塾では「決まったことを決まった手順通りに行う」ことが求められます。なぜなら、そこに今までの「成功体験」があるから。「去年の合格数にいくつ上積みできるか」「いかにしてライバル塾を蹴落として日本一を達成するか」それが中学受験の大手塾にとっての永遠の「命題」だからです。「企業」なのである程度「ノルマ」を課せられるのは致し方ないのでしょう。大手塾がすべて「悪い」とは言いません。大手塾に入れて「○○特訓」に在籍したら合格するに違いない、と思ったのは親御さんの方でしょ?だったら、最後までそれに付き合いなさいよ。今頃放り出されて「どうしよう」?厳しいことを言えば、「知ったこっちゃない」というのが大手進学塾の本音です。
親御の中には、志望校でいい合格判定がもらえるまで、幾つもの「公開模試」を受けさせ続ける「テストジゴロ」もいます。一つでも「A判定」が出ればもう安心。だれが?前もこのブログで説明しましたが「偏差値」はその抱える母集団によって、全く違う「数値」となります。ハッキリ言って「気休め」でしかない数値にどんな意味を見出だすのでしょうか。「子どもがかわいそうで見ていられない」見てくださいよ。かわいそうなんかじゃない。頑張ったのにダメなことだってあります。いくらでもあるじゃないですか。いいんです。それで。「組分けテスト」で人生のすべてが決まるわけでもありません。悪い結果をなかったことにするその態度が、かえってお子さんを傷つけ、苦しめることになるのです。
あなたのお子さんが「トップクラスに入れない」「トップクラスから落とされた」からといって、今までやってきたことがすべて「無」にはならない。このことは強く申し上げておきます。今までそう考えてきた自分を責めるべきです。大手塾の本音に何から何まで付き合うことはないのです。そして、これからどうするか、夢から覚めてもう一回考え直してください。特に「父親」のアナタ、頼みます。中学受験に携わる者として、「実のある」受験を、「納得のいく」受験をさせてあげてほしい、と切に願います。では、また。
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神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。さて、いかがでしたか?「組分けテスト」などの結果は。ハッキリ申し上げると、大手塾は小6の夏休みまでは「ふるい」の目を甘くしています。だって「企業」ですから。「結果」を出さなければ、来季の自分の「立場」も危うくなりかねませんから。
今、公教育の現場では、高度経済成長時に「大量採用」された公立学校の先生が「大量退職」しています。それ自体は仕方がないのですが、「その後」を担う人材つまり若手の教師が、質・量ともに十分育てきれていないという問題が指摘されています。その結果、混乱も生じているようです。教員の大量退職の陰で、ベテラン教員の指導力を学ぶ暇もないままに現場に放り出される新人教員。教員と親御さん、力関係はどっちが上?それを上手に嗅ぎ分けられた方が「主導権」を握ることになります。正に「言うた者勝ち」「言うてみるもんだわ」…善悪や正誤ではなく、口と態度のデカい方が勝ち。たくさんの問題を抱えている「待ったなし」の教育現場。「子どもが好きだから」とか「教職なら安泰だから」だけでは通用しなくなっているのです。
大手進学塾でも同じような現象が起きているようです。新卒採用からすぐに、大した指導力も身に着けていないまま現場に放り出される新人講師。今は幹部になったベテラン講師が編纂したテキストを、いかに言われた通りに「カッコよく」解説するか。そして、そのテキストをいつまでも「バイブル」のように使い続けるのです。それがこなせれば「合格」するとばかりに。また、幹部連中は幹部連中で、目をつけた若い講師、しかもイケメンを当ててママたちの心をくすぐる。こうして、幹部連中は「客の呼べる手下」を束ねて塾に居座り、高禄を食み続けるのです。この頃は「映像授業」のweb配信でも、さらに「見た目」重視のようですね。画面に流れる肩書は「鳴り物入り」ですが、そんな肩書はいくらでも作れます。所詮、その大手塾にいるときだけ使える肩書ですから。そこのところがわかっていない「勘違い自称カリスマ塾講師」も多いのも事実です。
このように、大手塾では「決まったことを決まった手順通りに行う」ことが求められます。なぜなら、そこに今までの「成功体験」があるから。「去年の合格数にいくつ上積みできるか」「いかにしてライバル塾を蹴落として日本一を達成するか」それが中学受験の大手塾にとっての永遠の「命題」だからです。「企業」なのである程度「ノルマ」を課せられるのは致し方ないのでしょう。大手塾がすべて「悪い」とは言いません。大手塾に入れて「○○特訓」に在籍したら合格するに違いない、と思ったのは親御さんの方でしょ?だったら、最後までそれに付き合いなさいよ。今頃放り出されて「どうしよう」?厳しいことを言えば、「知ったこっちゃない」というのが大手進学塾の本音です。
親御の中には、志望校でいい合格判定がもらえるまで、幾つもの「公開模試」を受けさせ続ける「テストジゴロ」もいます。一つでも「A判定」が出ればもう安心。だれが?前もこのブログで説明しましたが「偏差値」はその抱える母集団によって、全く違う「数値」となります。ハッキリ言って「気休め」でしかない数値にどんな意味を見出だすのでしょうか。「子どもがかわいそうで見ていられない」見てくださいよ。かわいそうなんかじゃない。頑張ったのにダメなことだってあります。いくらでもあるじゃないですか。いいんです。それで。「組分けテスト」で人生のすべてが決まるわけでもありません。悪い結果をなかったことにするその態度が、かえってお子さんを傷つけ、苦しめることになるのです。
あなたのお子さんが「トップクラスに入れない」「トップクラスから落とされた」からといって、今までやってきたことがすべて「無」にはならない。このことは強く申し上げておきます。今までそう考えてきた自分を責めるべきです。大手塾の本音に何から何まで付き合うことはないのです。そして、これからどうするか、夢から覚めてもう一回考え直してください。特に「父親」のアナタ、頼みます。中学受験に携わる者として、「実のある」受験を、「納得のいく」受験をさせてあげてほしい、と切に願います。では、また。
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