大学入試と中学入試はこうなる(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #大学入試改革

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2018/08/16 大学入試と中学入試はこうなる(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #大学入試改革

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回、大学入試改革のことをお話したのは、実はこの改革が高校入試のみならず中学入試にまで大きく影響を与えるものだからです。正しくは「入試制度改革」より「学校そのものの改革」と言うべきものなのです。この度の大学入試制度改革の中身について、これから中学入試を受けるであろうお子さんをお持ちの親御さんにも、ぜひとも知っておいていただきたいです。「英語だ、リスニングだ、四技能だ」というような、断片的な聞きかじり情報では通用しませんよ。

 

まず、従来型入試については、国公立大は①センター試験②各大学の二次試験という形です。かつては「共通一次」と呼ばれたセンター試験では主に「知識と技能」を、二次試験では「思考力・判断力・表現力」を問う出題になっています。新型入試ではこれが3段階となることをまずお知りおきください。

「高校生のための学びの基礎診断」

大学入学共通テスト(スピーキング・記述を含む)

各大学個別選抜(小論文、プレゼンテーション、集団討論、面接、調査書、推薦書、資格試験等)

 

①の「基礎診断テスト」まずこれである種「ふるい」にかけられます。高校学習内容の到達度が測定されます。おそらく、この試験で高校の「輪切り」が事実上行われることになるのではないでしょうか。

②は記述力、英語のスピーキングをはじめとした「技能」が問われます。従来入試では「センター試験+二次試験の『得点すべき問題』」に相当すると考えればよいでしょうか。

③は今までにない試験で「主体性・多様性・協働性」が問われます。高校時代までに「どんな主体性をもって生きてきたのか」がズバリ問われます。まるで就活のように、自分を「売り込む」=プレゼンする力が必要となるでしょう。これを見越して、中高一貫校は様々な「改革」にすでに取り組んでいます。例えば、部活動、平和学習、個人研究、国際理解教育、ワークキャンプなどで頑張ったことや興味を持ったことを「発表」する場を作っています。最終的には、この内容をブラッシュアップして「ポートフォリオ」にまとめ、各大学にアピールするのです。

 

「従来の推薦入試と同じじゃないの?」と言う声もありそうですね。しかし、従来型と違うのは「しっかり学力も問われる」という点です。関西だけではなく首都圏でも「大学附属校」の人気が高まったのは「大学入試がどうなるかわからない」という不安要素が大きいからでしょう。関西でも「適性検査型入試」や「英語入試」を取り入れる学校がとみに増えました。神大附属中の影響が大きいのでしょうが、うかうかしていたら「改革の流れに取り残される」=「学校の存続に関わる」というわけです。

 

今年の中学入試で、開成中が国語で新傾向の入試問題を出題し各方面に衝撃を与えました。中学入試でも従来型の勉強方法では通用しなくなってくるかもしれませんね。柔軟な発想と論理的思考力、そしてしっかり「自分の意見を言えること」「意見交換ができること」「受け身ではない学習方法や思考力を身に着けること」ができるお子さんが求められるのです。もはや、模試の点や判定結果だけを気にしているだけで済むような時代ではないのです。

 

灘中学受験Academiaでは、11月3日に四谷大塚主催「全国統一小学生テスト」を実施します。当塾ではこれをただのテストイベントや入塾促進キャンペーンとするのではなく、結果返却の際にお子さんの現状を分析し、今後どのような学習姿勢が必要かということを、以上に述べた内容を踏まえてお話しすることにしています。結果だけで冷静さを失うことなく、そういうお話を聞けるだけの「主体性・多様性・協働性」が親御さんにも必要だということです。では、また。

 

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