高学年からの中学受験は可能か?④(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #中学受験勉強いつから

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2018/08/07 高学年からの中学受験は可能か?④(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験ブログ #中学受験勉強いつから

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。前回に引き続き、高学年からの中学受験について考えます。算数の話の続きです。

 

算数の学習内容は、文章題、図形、規則性、数の性質などいくつもの分野があります。当然ですが、スタートが遅いからといって「減免措置」があるわけでも、入試問題が易しくなるわけでもありません。大手塾では「授業→テスト」のサイクルの中で、小3や小4から時間をかけて学習内容を身に着けさせようとカリキュラムを組んでいるのですが、問題なのは、本当にしっかり勉強してそれが身に着いているのかどうか。塾に通っているだけで親子ともども満足してしまい、経過をきちんと観察していないと、いつの間にか後発組に抜かれていることすら気づかず、入試ではじめて「逆転負け」を突きつけられることになります。もっとも、これがあるから「高学年からでも中学受験が可能である」と言えるのですがね。

 

入試では、計算や一行問題など「落としてはいけない」問題が存在します。「受験生の大半が得点できる」問題といってもいいでしょう。それを確実に正解することが第一目標です。ここで平気でミスをするようでは、何年塾通いをしていようとも、いとも簡単に逆転を許すことになります。1つ1つ「手順」(図や表にまとめる、適切に数字を書き込む等)を踏まえて問題を解いているか、宿題やテストの間違いをもう一度「手順」を見直して解き直しをしているか…スタートが遅くなったお子さんこそ、「1つ1つ丁寧にこなす」ことが合格への精度を高めていくことに繋がります。むやみに難問に手を出すのでなく、とにかく各分野の基本をざっと終わらせてしまいましょう。

 

このように書くと「困ったちゃん」が必ず出てきます。「あら、サクッとやれるってことじゃない。これならウチの子でも大丈夫ね。」って思ったそこのあなた、立派な「困ったちゃん」です。文章題の内容を線分図に書く、図形に補助線を引いて角度を書き足す…今どきのオコチャマはほんとーーー!にできないのですよ。「手が動かない」というべきでしょうか。「問題を読め。何が書いてあるか読み取れ。わかったことを、手を動かして図に書き込め。」と口酸っぱく言うのですが。この作業ができるようになるまでに気の遠くなるような時間がかかるのが、今どきのオコチャマであることを知っていただきたいと思います。

 

塾から持って帰ってきたテストやプリント、宿題にある「山」のような×の数々はそれこそ「宝の『山』」なのです。1度やったきりでは何の役にも立ちません。本当に合格したいのであれば、その「山」を避けて通ってはいけません。先発組の「ウサギ」達がその「山」で「めんどくさい」と言ってダラダラしている間に、後発組の「カメ」は一歩一歩「山」を登っていくのです。入試での逆転劇は、毎年現実に起こっています。ただし「今からでも間に合うのでしょうか?」というような合格保証を求めるような態度はダメ。「本人がやると言っているのでビシバシお願いします。ついていけないようなら受験をやめさせますから。」というくらい、親御さんも腹をくくってください。次回は「どういった親御さんだとうまくいくのか」というお話をします。では、また。

 

 

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