高学年からの中学受験は可能か?②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験いつから

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2018/08/04 高学年からの中学受験は可能か?②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #中学受験いつから

神戸市北区西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。「高学年からの中学受験は可能か?」の続きです。高学年からの中学受験を可能にする「条件」について掘り下げます。今回は「算数の計算」について、より具体的にお伝えしましょう。

 

灘中学受験Academiaでは、計算は途中式もしっかり書くよう指導しています。ところが「途中式」と「計算メモ」をごちゃ混ぜにしている子が多いのです。暗算代わりにちょっと計算をするだけなら「メモ」でもいいし、そこは慣れれば省略してもいいところです。しかし、計算の決まりに従って解きほぐしていく過程まで、ノートの隅にぐちゃぐちゃっと書き殴ってしまうのはNG。きちんと書くように言うとミスが出るわ出るわ…=(イコール)の使い方ですら間違っている始末。「途中式」を書く理由は、その子がやりがちなミスを洗い出して修正することにあります。

 

問題そのものの書き写しミス、数字を飛ばすミス、九九や繰り上がり・繰り下がりのミス。「メモリ」のエラーか、技術的なミスか、それだけでも対処方法が変わってきます。「ウチの子、おちょこちょいでいつもこんなミスが絶えないんです。もう少し学年が上がって、落ち着けばミスも減ると思うんですけど…」学年が上がっても、放置していたら絶対減りません!初歩的な計算ミスであれば、場合によっては「九九」や「割り算」あたりまで遡って手当てをすることもあります。「繰り上がり、繰り下がり」のミスが多いようなら、基本に立ち返って期間集中で鍛え直します。傷が自然治癒するのと違って、できないことが何も修正を加えずに自然にできるようになる訳がないのです。

 

あと、本当に「小数」ができないお子さんが増えました。小数を扱うには「十進法」の概念を理解しなければなりません。「そんなの当たり前にわかるだろう」と思わないほうがいいでしょう。実際、それができてないから小数が苦手なのです。「小数どうしの割り算」で使う「小数点の移動」だって同じこと。「十進法」がわかっていれば決して難しいことではないはずなのですが、興味がないもんだから学校の授業すらまともに聞いていないのでしょう。ゲームなら全身全霊で攻略法を見つけ出すクセに、勉強となった途端「わからんし」ですもんね。なお、灘中学受験Academiaでは「わからない(からやらない)」という発言を厳しく戒めています。

 

ただし、これらは単に「計算能力が低い」ことだけに限らないのです。よく見てみると「『小数第〇位まで求めなさい』を見落としていた」などという問題の条件見落とし、すなわち「読解力」に問題がある場合も少なくないのです。算数と言えども、当然ながら説明は「言葉」で行います。ところが、この「言葉」をしっかり聞かないお子さんが実に多い。聞かないくせに「わからない」で終わらせようというズボラな子が多いのです。なぜ「ズボラ」とまで言い切るかというと、そんな子は大抵「めんどくさい」を連発するからです。自分がやりたくないことは何でも「めんどくさい」。ハッキリ言いますが、「わからない」「めんどくさい」が多い子は、少なくとも中学受験には向いていません。これは学年に関係なくです。

 

「先生の言うことをまず聞く」姿勢というのも大事なことです。それができないから基本もできなくなるのです。逆に言えば、高学年スタートでもそれができるお子さんならば可能性は広がります。低学年スタートでもそれができていない子はいっぱいいますから。では、また。

 

 

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