できる?できない?小6からの中学受験②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #受験勉強いつから

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2018/07/28 できる?できない?小6からの中学受験②(神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia) #中学受験 #受験勉強いつから

神戸市北区・西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。夏は迷走する台風が多いとはいいますが、日本列島を東から西に横切る進路はあまりにも異例。経験則が当てはまらないというのも不気味です。皆さんも充分お気を付けください。では、前回の続きです。

 

小1、小2…と当たり前のように年齢を重ねていく子ども達。親の目には、身体は大きくなってもまだまだ精神的には幼いままに映るかもしれません。もちろん、私どももいろいろな学年の子を指導するのですが、同じフロアに異なる学年の子を数名集めて指導するスタイルにこだわっています。これには訳があります。

 

例えば、私(当塾教室長)が「うわっ、今回はしっかり宿題ができたね!やればできるじゃん。」と小3の子をほめると、傍で受験テキストをやっていた小5の子が「やらなきゃだめだよな」とボソッとつぶやくのです。また、「しっかり取り組みなさい!入試では甘ったれは通用しないよ。」と受験生に指導しているのを下の学年の子が見ている、なんて場面もあります。実はこれも立派な「受験指導」の一つなのです。

 

中学受験にはある種の「タフネス」が必要です。様々な受験や学習の場面を目の当たりにすることで「タフネス」が育ちます。「お友達受験」ではこうはいきません。ひとりで困難なことに立ち向かっていく、この気持ちをぎゅっとエキスにして吸収してもらいたい。それには親子ともども「自立」することが求められます。受験学年の小6ともなると、外見オコチャマのようでいて、その実はもうそうではない子も増えてきます。ベルトコンベアのように親の意向に乗せようとしても動かないこともしばしば。それでいいのだと思います。「自分はああしたい、こうしたい」という本心を抑えてまで、親の気持ちを忖度して何がどうなるというのでしょうか?

 

小6から中学受験を始めたお子さんでも第一志望校に合格できるのは、やはりその子の「意志」がハッキリしているからでしょう。「有名だから」と親に言われるがまま、何となく大手塾に通い、何となくテストの結果で志望校を決め、「あなたのため」とその塾に言われるがまま、見学もしたことのない学校を何となく「滑り止め」にして、何となく受かるだろうと思いながら受験当日を迎える…そんなお子さんも多いのでしょうが、そんなんじゃあ、そりゃ負けちゃいますよ。何年有名大手塾に通おうが、お子さんがその辺りの「意識改革」をしてないようでは。もちろん、そのためには親御さんの「意識改革」も絶対必要ですが。

 

小5、小6ともなると多くのお子さんが反抗期を迎えます。その時こそ「本音」を引き出すチャンスです。そして親の「本音」も試されるのです。「〇〇中を受験したい」と言ってきたら、まず「なぜ」なのか、そしてどこまで「本気」なのか、不合格というリスクを覚悟しているのか、不合格だった時はどうするのか、よく親子で話し合ってみてください。充分話し合った結果、その「本気」が本物だと確信できたのであれば今度は親の番です。受験勉強という名の途中経過を引き受ける覚悟を親御がするのです。

 

スタートが遅くなれば、当然その分苦労は多くなります。すぐにはできるようにはなりません。ノートの取り方一つ取ってもまだまだ、他流試合である模試を受けに行っても散々…時間だけが容赦なく過ぎ、「期限」がどんどん迫ってきます。さあ、あなたがこの子の親だったらどうしますか?では、また。

 

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