≪大人のための≫夏休み中学受験プレドリル②（神戸市北区西鈴蘭台の塾・灘中学受験Academia） #中学受験 #入試問題

神戸市北区・西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。まずは、前回①の解答・解説から始めましょう。

問１　１　めでとう　２　せこう　３　さむう　４　やぼう　５　おおきゅう

※それぞれの語尾に「ございます」をつけて答えても正解

問２　２、４

実際の入試では、問３「問２で選んだものがなぜふさわしくないか、理由を考えて説明しなさい。」がありました。「やばい」「せこい」よく使う言葉ですね。あるリアクション芸人さんも「ヤバいよ、ヤバいよ」って使っています。こんな乱れた言葉を使うのはけしからん！という向きもあるのでしょうが、「やばい」の語源をご存知でしょうか。

現代文法では「やば・い」は形容詞で、「不都合である、危険である」という意味です。もともとは盗人や香具師（やし）が使う隠語「やば」から来た言葉です。「やば」という名詞から派生した「やばなり」は、文法的には形容動詞ナリ活用。つまり古典からきている古語なのです。「せこ・い」も現代文法的には形容詞。こちらも、もともとは役者・芸人の間で使われていた隠語だそうで、「悪い、醜い、下手だ、くだらない」という意味の言葉です。その他「少ない、ケチだ、しみったれている」「料簡が狭い、いじましい」という意味にも使われます。

ちなみに問３の答えはこうなります。「『せこい』『やばい』は現代の話し言葉で、しかも俗で品のない言い方なので、『ございます』というていねい語としてはなじまないから。」

さて、≪大人のための≫夏休み中学受験プレドリル第２弾は理科からの出題です。あなたの季節感を問います。

次の①～⑮の文は神戸で何月ごろのことを表していますか。下の（ア）～（カ）から選び、記号で答えなさい。

①　太陽が最も北よりから出て北よりに沈む。

②　気温が最も低くなる。

③　昼と夜の長さが同じで、コスモスの花が見られる。

④　ツバメのすがたが見られるようになる。

⑤　ツバメのすがたが見えなくなる。

⑥　アブラゼミの鳴き声がきこえるようになる。

⑦　サクラ（ソメイヨシノ）の実が熟す。

⑧　スイセンの花が見られるようになる。

⑨　午前１時ごろオリオン座が真南に見える。

⑩　午後９時ごろ北極星の東側に北斗七星、西側にカシオペヤ座が見える。

⑪　午後９時ごろさそり座が南の空に見える。

⑫　日の出の時刻が最も遅い。

⑬　日の入りの時刻が最も早い。

⑭　黄砂が観測される日が多い。

⑮　雷が観測される日が多い。

（ア）１月から２月　（イ）３月から４月　（ウ）５月から６月

（エ）７月から８月　（オ）９月から10月　（カ）11月から12月

（2008年　六甲中A日程）

10年前の問題ですが、現在ではこの異常なまでの猛暑のせいで、生物関係の動きが変わってしまうのではないかと心配してしまいます。これまでの季節感が失われてしまうなんてこともあるのでしょうか。熱中症には十分お気をつけいただいて、身も頭もクールにお考えいただければと思います。では、また。