お習い事やめますか?それとも中学受験やめますか?③(神戸市北区・西鈴蘭台の塾、灘中学受験Academia) #お習い事 #中学受験

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2018/07/11 お習い事やめますか?それとも中学受験やめますか?③(神戸市北区・西鈴蘭台の塾、灘中学受験Academia) #お習い事 #中学受験

神戸市北区・西鈴蘭台の塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。お習い事のお話を続けます。

 

そうですね、お習い事には「期限」などありません。やめたくなったらやめればいいし、やりたくなったらまたやればいい。楽しくやるのが前提ですから。大会に入賞したい、試合に勝ちたい…でも、その試合や大会は何回もチャレンジできますよね。中学受験もそうですか?「中学受験」には明確な「タイムリミット」があります。その時までに、どこまで学力をつけ合格可能性を高められるか、が問われます。

 

お習い事に「不合格」はなくても中学受験には「不合格」が存在します。やるべきことをやるべき期限にまで身につけておかないと。いくら過去問を「つまみ食い」して、解答を見ながら「解けるから大丈夫」と言い聞かせたとしても、合格できると思い込もうとしても、入試会場で目の前の「今年の入試問題」が解けなければ、合格最低点に届いていなければ「不合格」です。

 

入試はどこまでも「点数」です。1点・2点の中にたくさんの受験生が存在します。1点の差で泣く、なんてことはざらです。不合格ではなくても希望のコースではなかった、ということもあります。「お習い事」は「その時だけ」でもいいのでしょうが、入試結果は「一生」を左右します。簡単に中学受験の「合格」がお習い事の「賞」のよう取れると思っているのなら、違いますよ、と明確に申し上げておきます。

 

さて、前々回お話しした「少年野球」のお子さんの話をちょっと続けましょう。なんだかんだ言って、結局いつまで野球を続けたと思いますか。小6の12月の初旬。流石に第一志望校に対して、過去問演習も、それ以前の計算力・読解力・思考力のどれをとっても、合格ラインにははるか届きません。志望校に願書を出す際は、それまでその子が塾で解いた第一志望校と第二志望校の過去問数年分をすべて親子の目の前に並べます。そして「合格最低点に達しているか」など「点数」で面談を進めていくのが当塾のやり方です。

 

「入試〇〇模試」でA判定だから、B判定だから大丈夫ですよ、なんて甘いことは言いません。ダメなものはダメ、このまま受験されても合格は難しいですよ、と申し上げます。ただ、少しでも「伸びしろ」が見えていたら、例えば「各科目あと1問取ろう!頑張ろう」と親御さんにも塾生にも「点数」での頑張りを理解してもらいます。

 

「少年野球」のご家庭の場合ですが、さすがに第一志望へは届かないか…とお母さんは頭では理解していても「せっかくここまでやったのに諦めきれない」でも、その子は本当は母親の言う○○中学ではなくてもよかったのです。地元の公立中学にだけは行きたくない。私との授業の中で「なんで○○中学に行きたいの?キミの意志?」と問いかけると自分の「思い」を語ったのです。私は「野球が好きなら、野球ができる環境が整っている学校にするか!中学でも高校でも野球をして甲子園にいくか!」

 

それからというもの、その子は目標がはっきりしたことで、俄然スポーツマンらしい集中力を発揮。お母さんも「この子がそこまで入学したいというのなら」と黙って見ていてくれました。そして入学試験当日。校門前で彼らを待つと、ニコニコしながら私の所へ二人が来ました。「先生、合格してきます。」結果はもちろん合格。合格したコースの中でも決して下位ではありませんでした。合格した後にその子がつぶやいた一言。「こんなことならもっと早く野球をやめていればよかった。やめてから勉強が楽しくなったし、何より体が楽になった。」お母さんがつぶやいた一言。「もっと早く野球をやめさせていれば、もしかしたら第一志望校にも…」はい、お二人ともその通り!

 

お習い事のお話はここまで。では、また。

 

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