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灘中受験【アカるくちょっとキビしいお悩み相談室】①(神戸市北区・西鈴蘭台の塾 灘中学受験Academia) #灘中
神戸市北区・西鈴蘭台の学習塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾 灘中学受験Academiaです。
前回灘中学を取り上げましたが、早速こんなご相談を頂戴いたしました。「灘中って自由な校風で、やりたいことがなんでもできると聞きましたが…勉強とどうやって両立させているのでしょう。やっぱり塾に通っているのでしょうか。ウチの子ができるかどうか不安で…」だったら灘を受けるのは止めましょう、と言ってしまっては身も蓋もないでしょうか。それよりも…自由?やりたいことがなんでもできる?私(当塾教室長)の印象では、このごろ少し変化があるように思います。
元をたどると、大正末期、加熱する中等学校進学競争を少しでも緩和しようという意図で、灘の酒屋有志が私立中等学校を作ったのが灘中の始まりです。校門すぐの本館講堂でいつも入試説明会が開かれるのですが、といつもものすごい保護者と子供たち。イスを講堂の後ろ目いっぱいまで並べても足りないくらい。家族みんなで来たのでしょうか、女の子の姿も。パパもママももちろん未来の灘中候補生も。会の最中でも塾の宿題かなにかをやっている灘中候補生もいます。たいへんだー…でもせっかく来たのだから、校長先生の話くらい聞いたらどう?大人の話だから、オコチャマにはつまんないだろうけど。
ピカピカの新校舎。私なんぞは古い生物教室に並べられていた「動物の剥製」「ホルマリン漬けの怪しいもの」が、旧校舎の雰囲気とピッタンコ〇ン〇ン!と感じていただけに少しさみしい気がしています。ピカピカの新校舎で学べていいじゃん。設備もそろってるんだし。環境が大切よ。人工芝のテニスコートやグラウンド。何か文句ある?でも、その学校説明会で、灘中のセンセイがこんなことをおっしゃってました。「入学後、あるいは合格後にすぐに塾に行かせないでください」やりたいことができなくなるから?どうやらちょっと違うようです。
新しい校舎の中で勉強している灘校生たち。なのに何か強烈なある違和感を感じてしまうのは、私だけなのでしょうか。「伝統」という、ひとくくりでは収まりきれない何かも失われていった、いや「消えていった」ような気がします。やりたいこと、大いにやりましょう。国際ナントカオリンピック、どんどん出場しましょう。囲碁や将棋でも書道でもなんでもイイですよ。どんどん出場しましょう。でも、もちろん勉強も「灘校生らしく」頑張っていると期待します。勉強についていけない?そんなことはあり得ないよ。ついていくのが灘校生。勉強もスポーツもオールマイティーに。灘校の唱える「自由」とはこういった意味があるのです。
常識の範囲で何をやってもいいけれど、その結果に対しても自分で責任取ろうね。成績が悪いからって保護者が学校に何か言ってきても、そんなことは知らないよ。だって、やってくれる子はやってくれるのだから。「灘に来たから東大に行ける」のではなくて、「灘に来たのだったら東大目指すくらいの頭があるでしょう。それくらいの努力はしなさいよね。」学校の本音はこんなところではないでしょうか。
灘が偏差値表の一番上にあるから、灘の東大合格者数が多いから、灘にいれば東大にいれてくれるんでしょ…これでは、学校の意識とは相当ずれてしまっていると言わざるを得ません。むしろ、灘のブランドを維持したいのであれば、入学後も受験勉強に勝るとも劣らぬ質と量の勉強を求められるのです。息子を灘に!と考えている親御さん、入試に受かれば終わりではありません。さらにハイレベルになったライバルたちの中でプライドを維持しなければならないのです。少なくとも中学の間は手を離せませんよ。本当に覚悟ができていますか?はじめに「だったら灘を受けるのは止めましょう」と言ったのはそういうこと。親御がそんなしょーもないことで不安がってるようでは話にならんのです!
ご相談があればどうぞ。では、また。
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前回灘中学を取り上げましたが、早速こんなご相談を頂戴いたしました。「灘中って自由な校風で、やりたいことがなんでもできると聞きましたが…勉強とどうやって両立させているのでしょう。やっぱり塾に通っているのでしょうか。ウチの子ができるかどうか不安で…」だったら灘を受けるのは止めましょう、と言ってしまっては身も蓋もないでしょうか。それよりも…自由?やりたいことがなんでもできる?私(当塾教室長)の印象では、このごろ少し変化があるように思います。
元をたどると、大正末期、加熱する中等学校進学競争を少しでも緩和しようという意図で、灘の酒屋有志が私立中等学校を作ったのが灘中の始まりです。校門すぐの本館講堂でいつも入試説明会が開かれるのですが、といつもものすごい保護者と子供たち。イスを講堂の後ろ目いっぱいまで並べても足りないくらい。家族みんなで来たのでしょうか、女の子の姿も。パパもママももちろん未来の灘中候補生も。会の最中でも塾の宿題かなにかをやっている灘中候補生もいます。たいへんだー…でもせっかく来たのだから、校長先生の話くらい聞いたらどう?大人の話だから、オコチャマにはつまんないだろうけど。
ピカピカの新校舎。私なんぞは古い生物教室に並べられていた「動物の剥製」「ホルマリン漬けの怪しいもの」が、旧校舎の雰囲気とピッタンコ〇ン〇ン!と感じていただけに少しさみしい気がしています。ピカピカの新校舎で学べていいじゃん。設備もそろってるんだし。環境が大切よ。人工芝のテニスコートやグラウンド。何か文句ある?でも、その学校説明会で、灘中のセンセイがこんなことをおっしゃってました。「入学後、あるいは合格後にすぐに塾に行かせないでください」やりたいことができなくなるから?どうやらちょっと違うようです。
新しい校舎の中で勉強している灘校生たち。なのに何か強烈なある違和感を感じてしまうのは、私だけなのでしょうか。「伝統」という、ひとくくりでは収まりきれない何かも失われていった、いや「消えていった」ような気がします。やりたいこと、大いにやりましょう。国際ナントカオリンピック、どんどん出場しましょう。囲碁や将棋でも書道でもなんでもイイですよ。どんどん出場しましょう。でも、もちろん勉強も「灘校生らしく」頑張っていると期待します。勉強についていけない?そんなことはあり得ないよ。ついていくのが灘校生。勉強もスポーツもオールマイティーに。灘校の唱える「自由」とはこういった意味があるのです。
常識の範囲で何をやってもいいけれど、その結果に対しても自分で責任取ろうね。成績が悪いからって保護者が学校に何か言ってきても、そんなことは知らないよ。だって、やってくれる子はやってくれるのだから。「灘に来たから東大に行ける」のではなくて、「灘に来たのだったら東大目指すくらいの頭があるでしょう。それくらいの努力はしなさいよね。」学校の本音はこんなところではないでしょうか。
灘が偏差値表の一番上にあるから、灘の東大合格者数が多いから、灘にいれば東大にいれてくれるんでしょ…これでは、学校の意識とは相当ずれてしまっていると言わざるを得ません。むしろ、灘のブランドを維持したいのであれば、入学後も受験勉強に勝るとも劣らぬ質と量の勉強を求められるのです。息子を灘に!と考えている親御さん、入試に受かれば終わりではありません。さらにハイレベルになったライバルたちの中でプライドを維持しなければならないのです。少なくとも中学の間は手を離せませんよ。本当に覚悟ができていますか?はじめに「だったら灘を受けるのは止めましょう」と言ったのはそういうこと。親御がそんなしょーもないことで不安がってるようでは話にならんのです!
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