【Academia流】国語あるある?ないない?①

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【Academia流】国語あるある?ないない?①

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2018/06/07 【Academia流】国語あるある?ないない?①

神戸市北区の学習塾、中学受験・中高一貫校進学指導専門塾の灘中学受験Academiaです。

前回のブログで中学入試講座の話をしたところ、国語に関するご質問がありました。ということで、灘中学受験Academia国語担当の私(教室長)が「国語あるある?ないない?」と題してお話しします。(国語指導歴は四半世紀超!)

 

全国統一小学生テスト返却を再来週から始めるのですが、テスト返却の際に他塾にお通いまたは初回受験の受験生の親御さんからよく聞いた言い訳が、「問題文が長くて…時間があればできたんです。」「家でやらせたら答えられたのに…」これらの言い訳には、私たちはキッパリこう申し上げてきました。「どんな内容のテストでも時間内でするものだし、家でするものでもありません。その場での勝負です。入試もそうではありませんか。」少なくとも中学受験を志すのであれば、これらの言い訳が通用しないことは理解しましょう。

 

「国語の長文読解が苦手です。問題文が長くてすべて答えられないうちに時間がきてしまいます。どうすればいいですか。」

良くも悪くもとっても多い国語への相談の一つ。「どうすればいいですか。」というのは、「どうすればもっと早く長文が読めるようになって、問題を試験時間内に解き終えることができますか。」ということなのでしょう。「問題文が長い」…さて、どれくらいの分量でしょう。分量が少なければ、文が短ければ本当に解けたのでしょうか。

 

移転前の教室で、他塾にお通いだった方が相談で来られました。その方は某塾において「クラスが上がらないので、対策の指導をしてほしい。」と、教室にやってきたのですが、「とにかく算数。国語は灘中は文章が長くないので簡単だから大丈夫。」その方が灘レベルかどうかはここでは置いておきましょう。うーん、灘中の国語は確かに、問題文そのものはあまり長くありません。毎年必ず出題される「言葉の問題」は塾にとってはとても対策が立てやすいものかもしれませんね。だから長文読解の演習は「意味がない」と、その方は言い切っていました。うーん…

 

よく「こうすれば解けるようになる!国語長文」「中学入試・読解問題のコツ」という参考書類が書店で売っていますね。「どの参考書がいいんでしょうか、先生のお薦めはどの本でしょう。」テスト返却の際にお尋ねになる親御さんもいらっしゃいます。みなさん、算数・理科・社会は対策が立てられるけれど、国語は漢字やことわざ・四字熟語しか対策ができない、とお考えのようですね。もちろん、それらの対策は必要ですけどそれで十分ではないことも確かです。(数学?必要条件、十分条件ってありましたよね)

 

その方は他塾にお通いということなので「1度のテストだけでは情報が足りませんので、普段の様子を最も把握されている(であろう)担当の国語の先生に聞いてください。」と申し上げたのですが、塾前に張り出されている、前回の全国統一小学生テストにおけるウチの塾生の国語の点数をみて、何かきっとコツがあってこんな点数が取れたのだろう、と考えられたようです。それさえ聞き出せれば、ウチの子は〇学園に通っているのだから、こんなテストなんて楽勝だとでも言いたげに…さあ、わたしはどのように上の二つの質問に答えたでしょうか?

 

この答えは中学入試講座で明らかにしたいと思います。文字だけでは伝えきれないものもあります。逆説的ではありますが、文字に書いてあることを理解するには、その行間にある思想や感情を読み取らねばならない…それこそが国語の醍醐味(あるある)だと思うのですが。合格実績や料金という数字だけで塾選びをすることとは対極(ないない)のものとご理解いただければ幸いです。

 

では、今回はここまでにします。

 

 

 

 

 

 

 

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