【Academia流】学習塾の傾向と対策に関する一考察①

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【Academia流】学習塾の傾向と対策に関する一考察①

スタッフブログ

2018/06/01 【Academia流】学習塾の傾向と対策に関する一考察①

神戸市北区の中学受験・中高一貫校進学指導専門塾、灘中学受験Academiaです。

 

今回は「受験コース」のお話をするはずでしたが、その前に学習塾全般の話をしたいと思います。私たちの教室の指導理念をよりご理解いただくためにも、そこからお話ししたほうがよいと考えたからです。私(灘中学受験Academia代表)は、良くも悪くも「学習塾の申し子」的な生き方を送ってきました。

 

でM先生(創設者)等に鍛えられ灘中進学。紆余曲折で塾業界に紛れ込み、個人塾を経て日能研関西で灘特進や甲陽特訓を担当。その後自塾を開くも、誘われるまま千葉の有名進学塾、次いで東京の四谷大塚の講師も掛け持つことに。毎週関西と関東を往復しながら、教室での授業だけでなく開成や桜蔭等の映像授業を担当。四半世紀以上の時を経て、今はようやく自塾に専念している。

 

これだけ塾に関わってきたので、正直イヤな部分も多く見てきましたし、現状に対し納得のいかないことも少なからずあります。そういう背景があることを前もって知っていただいた上で、続きを読み進めていただければ幸いです。

 

塾を大別すると以下の通りになります。

 

1、個人塾

塾長個人の名前や理念が塾名になっていることが多いですね。たとえば「小林塾」とか「ヤル気塾」(ちょっと変?)とか。昔はこの手の塾が多く、中学受験でも超個性的な先生や学習方法があふれていました。「阪口塾」のように大手の向こうを張って、灘中にもバンバン合格者を出すところがありました。ただ、先生がご高齢になったり、近所の大手との競争に敗れるなどして、その数はめっきり少なくなってしまいました。が、探せばまだまだ元気な個人塾はあります。

2、大手塾

「×学園」「××研」「××教室」と言ったネーミングで知られていますね。新聞広告などでド派手に合格実績をぶち上げ、たくさんの生徒を投網のごとく募集。大手塾の教室責任者にとって最も大事なものはとにかく数字、数字、数字…塾生の数、講習の売り上げ、テストの参加者、その教室の合格実績…それが給与明細の数字と直結するのですから、ブラックでも何でも構わなくなるのです。最近は保護者の方も合格実績の数字で塾選びをする傾向が強いので、各塾は「仁義なき戦い~合格実績激闘編~」を繰り広げることになります。合格実績が出るのがミョ~に遅い塾があるのもそこが原因のようです。(いろいろな手でライバル塾が出した数字を出し抜こうとする、抜けないまでも1人でも近づけようとする等々)

 

気持ちが入りすぎてついつい長くなってしまいました。すみませんが、続きはまた次回ということで。

 

 

 

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