【Academia流】中学受験合格への道程②

神戸市北区の中学受験・中高一貫校進学指導専門塾、灘中学受験Academiaです。

当塾の中学受験合格への第１歩となる「思考力養成コース」についてご紹介します。

原則として全員「思考力養成コース」からスタートです。「今まで塾通いはしたことがない」「他塾（それなりの進学塾も含めて）に通っていた」「プリント塾（通信含む）で先取りしている」パターンに関わらず、ここから始めてもらいます。

思考力養成コースでは、これからの中学受験それも難関校合格には欠かせない「論理的思考力」を鍛えます。ここで受験勉強に耐えうるだけの「論理的思考力」を身に着けたと判断されたら、いよいよ受験コースへ昇格してもらいます。なので、このコースには学年という枠組みはありません。内容は学校レベルですがどんどん先取りしてもらいます。中学受験の勉強といっても、基本はやはり計算力、漢字・語彙力。いわゆる「読み・書き・そろばん」です。この次の段階として、それらの力を駆使した思考力の養成となります。

使用する教材は２種類。新しい内容でもある程度自力で進められるよう工夫された無学年方式教材と自分の力で考え抜くことを主眼にした思考力養成教材です。見た目とは裏腹に結構キツイ教材で、子どもたちの弱点をあぶり出しては復習を何度もせまってきます。弱点を認識し、自分の力で何とかしようという基本的な学習姿勢を求められます。この作業は子供たちが大嫌いなものですが、これぐらいやれるようにならなければ受験コースの勉強はまず続きません。実際、当塾生で難関校を突破した生徒は全員思考力養成コース出身です。

理想としては小４から受験コースに昇格すること。そのためには、思考力養成コースで小６内容終了またはそれに準ずる「ある程度」まで終わらせることが必須です。ここで「ある程度」としたのは、受験校によって目標地点に差があるためです。

力もまだないのに、低学年から名前だけの「名門校受験コース」に通うことがその子の為になるでしょうか。

私（灘中学受験Academia代表）が灘中を意識した（させられた？）のは小６になってからです。もちろん、それ相応の成績になってからのことです。

そこからスランプもありましたが、最後の灘中志願者向け塾内模試ではひとケタ順位をとったことが自信となり何とか入試も突破できました。

そこに至るまでの過程を考えても、よほどの天才（確かに灘にはそんなヤツもいました）でなければ一足飛びにそこまではいきません。

着実に、確実に１歩１歩進めていくのが正しい道だと思います。

思考力養成コースのご説明はここまでです。次回は受験コースの内容をお話しします。