【Academia流】学校紹介~神大附属中等教育学校③~ #神大附属 #KU

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2018/05/26 【Academia流】学校紹介~神大附属中等教育学校③~ #神大附属 #KU

神戸市北区の中学受験・中高一貫校進学指導専門塾、灘中学受験Academiaです。

今回は、神大附属中等教育(KU)の学校紹介の3回目です。

 

前回、科目が国語・算数・理科・社会ではなく「言語表現」「数理探求」「自然環境」「市民社会」であると述べましたが、検査問題を見ると、他校の適性検査と比べて、一般的な私立校の国語・算数・理科・社会で出題される内容も、多く「かいつまんで」出題されていることがわかります。KUの適性検査においても、一般的な中学受験でも問われる基礎知識、正確な理解、ちょっとした記述力はやはり必要なのです。一般的な中学入試の内容とKUの適性検査の内容には結構大きな重なりがあるのです。これは、学校が保護者向け説明会でもはっきりと話されたことです。

 

その上でKUはさらに自分の力で記述する力を求めてきます。それは解答用紙を見ると一目瞭然。そこには解答欄という名の、用紙のほとんどを占める大きな「空欄」の世界が広がっています。ここでいう記述力とは「問題の内容や意図を読み取り、自分の考えを組み立てて、それを他人にもわかる形にまとめあげる」プロセスのことです。それが苦手な子は立ちすくんでしまうことでしょう。考え方のプロセスも当然採点の対象になります。下手をすると、「考え方なしの正解」より「考え方ほぼOKで正解寸前でミス」の方が点数が上ということもあり得ます。

 

なぜそのような検査をするのでしょうか。「国立なのに」「いろんな個性の子をアトランダムに入れるのではないの」という不満の声もあるようですが、これにはKUが求める生徒像やKUが目指しているものが大きく関わっています。昔の国立附属校の考え方はもうKUにはないと断言しても構わないでしょう。ですから、時折希望的観測からか「作文だけで入れる」「抽選がある」「特別な勉強をしなくても簡単に入れる」というような情報が駆け巡りますが、情報過多のこの時代、出処のはっきりしない情報に振り回されないことが賢明です。

 

今回はここまで。次回で完結する予定です。

 

 

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